〈れんあいたいぜん〉と読む8作目は、収録曲の多くがサマー・ソング。忘れがたい事件や争いが起きた2022年の夏を、甘美でいてどこか気怠い、ネオアコ~80sポップ直系の甘酸っぱいポップ・チューンに転化する、というコンセプトには流石というしかない。別離の哀しみや恋のやるせなさを、映画のワンシーンのように綴るロマンティストぶりは志磨遼平の真骨頂だ。メロウでほろ苦い“夏の調べ”が特に秀逸。
〈れんあいたいぜん〉と読む8作目は、収録曲の多くがサマー・ソング。忘れがたい事件や争いが起きた2022年の夏を、甘美でいてどこか気怠い、ネオアコ~80sポップ直系の甘酸っぱいポップ・チューンに転化する、というコンセプトには流石というしかない。別離の哀しみや恋のやるせなさを、映画のワンシーンのように綴るロマンティストぶりは志磨遼平の真骨頂だ。メロウでほろ苦い“夏の調べ”が特に秀逸。