Creepy Nutsの順調な活動にも背中を押され、ユニットの活動を本格化した梅田サイファーが、晴れてメジャーからリリースした新作。R-指定を筆頭に10人ものラッパーが入れ替わり立ち替わり登場する作りは、自然発生的な成り立ちのユニットに相応しい。個々の人間性やスタイルの違いを越えてマイクを繋ぐ“かまへん”でも、その風通しの良さが形となっている。