デビュー作から約半年で新作EPが早くも到着。Tempalay同様にUSの宅録系シンガー・ソングライターに通じる部分を感じさせつつ、インストも交えた全8曲はもっとラフなセッションを基に作られた印象で、リズム隊によるファンキーなループを軸にしつつ、MONO NO AWAREの加藤成順によるサイケなギターが加わって、怪しげな雰囲気がより強まっている。“BAD BOY”や“おさんぽTOKIO”のようなヒップホップ寄りの曲では、ユーモラスでシニカル……というか、悪ふざけにも近いワード・センスが発揮されているが、それを最終的にポップスとして聴かせる手腕はお見事。今回も配信はなし、CD限定販売です。