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SU-RING

新しいPIGGSを作っていきたいメンバー

――ということで、ここからは新メンバーのSU-RINGさん、BIBIさんにも参加していただきますが、まずはお二人がPIGGSを志望した経緯から伺えますか。

SU-RING「はい、私はアイドルになりたくて3~4年前からWACKのオーディションを受けてて。ずっとそこにしか気持ちが向いてなかったのが、初めてPIGGSを生で観た時にビックリして意識が変わって」

――PIGGS自体は前から知っていた?

SU「結成された頃から知ってました。初めて観たのはちょうどKINCHANが入ってすぐの〈TIF〉で、いろんなグループが連続して出てくるじゃないですか。PIGGSは出てきた時から違って……カッコ良くて、みんなイキイキしてて。私もこの人たちみたいになりたいと思いました。でも、入る機会がなくて」

――メンバー募集がなかったから。

SU「はい。それで他のオーディションを受けてて。そういう時って自分でも何か違うなってわかるんですけど」

プー「豆柴の大群のオーディションで最終審査まで残ってたんだよね」

SU「合格した子たちがステージに立ってるのを観たら悔しくて……〈こんな思いをしたくないから、もう受けない〉と思ってたんですけど、その後にPIGGSのオーディションを知って、自分にはここしかないと思って応募しました」

BIBI

――タイミングも良かったんですね。BIBIさんはいかがでしょう。

BIBI「私は物事を伝えることとか伝える力の大切さみたいなのをずっと考えていて。いままで自分は、例えば誰かが文章や絵で伝えてくれるものを受け取ってきて。でも、自分はそれを上手く伝えることができないし、自分の考えてることに自分の言語が追いつかないっていう葛藤があって。それを上手く伝える力が欲しいなって思った時にPIGGSの動画を観て、伝える力が大きいし、綺麗に見せかけるんじゃなく、ホントに伝えようとしてるのを感じて。だから〈アイドルになりたくて〉っていうよりは、〈自分もその力の中に加わって一緒にやりたい〉って思ったみたいな感じ」

――PIGGSを知ったのはいつ頃?

BIBI「曲は最初のほうから聴いてたけど、ちゃんと聴いたのはUSENとかで“負けんなBABY”がめっちゃ流れてきた時で、そこで調べてグループと曲が一致して、動画を観るようになって。ちゃんと観てるのはそこからです」

――それまでアイドルに憧れたことは?

BIBI「〈どこか受けてみようかな〉みたいな感じで受けたことはあるけど、その時は今回のオーディションを受けた時とは全然違って、〈他の人についてったらここまで来ちゃった〉みたいな感じだったんですよ。WACKのオーディションなんですけど」

BAN「いちばん最近のだよね」

プー「自分の気持ちが追いつく前に合宿まで進んでしまって、周りの真剣さを見て事の重大さを知ったらしいんですよね。そこで落ちて初めて自分がアイドルになりたいとか、悔しいって思いが出てきて、それで今回受けてくれたっていう話は聞きました」

――言われなければ気付かなかったです。

プー「いや、申し訳ないんですけど、私もそこまで追っていなくて、何も知らずに残した候補生のなかに何人かそういう子がいたっていう状態で。ティザーの動画を出したらTwitterで気付いてる人がいて、それで初めて知りました」

――それも縁ですね。で、今回の新メンバーはどういう基準で選ばれたんでしょう。

プー「先に言っときますけど、即戦力では全然ないです(笑)。やっぱりCHIYO-Pの担っていたものは大きかったので、最初はその穴を埋めようと思って見ちゃってたんですけど、そんな子はなかなかいないし、〈それだったらCHIYO-Pがいい〉って思っちゃうし。その過程でさっき話したような考え方の変化もあったので、今回は即戦力という考え方じゃなくて、新しいPIGGSを一緒に作っていきたいって私たちが思えるメンバーを選びました」

――補充するというより、グループ自体が新しくなるイメージで。

プー「そうです。即戦力を入れたら入れたで前と比べちゃうと思うので、2人にはそういうことを気にせずがんばってほしいし、ぶーちゃんズもフラットな気持ちで楽しんでほしいって思います」