ディーン・ブラントとのプロジェクト、ハイプ・ウィリアムスでデビューし、徐々にそのミステリアスな姿を現してきた才媛、インガ・コープランドのソロ・デビュー作。アクトレス参加の“Advice To Young Girls”をはじめ、ダビーな音響空間に自身の儚げなヴォーカル、芯のある力強いビート、さらにノイズやシンセを配し、女性らしいバランス感覚でまとめ上げたサウンドには今後も要注目だ。