Mr.Childrenの新曲“記憶の旅人”が、2024年5月3日(金)公開の映画「青春18×2 君へと続く道」の主題歌に決定した。
「青春18×2 君へと続く道」は、国内興行収入30億円超のヒットを記録した映画「余命10年」を手がけた藤井道人監督の最新作にして初の国際プロジェクト。台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ「青春18×2 日本慢車流浪記」を原作に、この物語にインスパイアされた国際的映画スター、チャン・チェンが映画化を企画、藤井道人が脚本と監督を務める。
主演は台湾のスター俳優、シュー・グァンハン(グレッグ・ハン)と清原果耶が務める。また、道枝駿佑、黒木華、松重豊、黒木瞳の出演も決定した。
Mr.Childrenが本作のために書き下ろした“記憶の旅人”が流れる予告編映像も解禁となった。
Mr.Childrenは藤井監督が10代のころから愛聴する憧れのバンドであったこともあり、自身の監督人生の第二章の始まりとも語る本作で主題歌に、と熱望したことで今回のコラボレーションが実現したという。
脚本段階で制作された“記憶の旅人”は、監督、プロデューサー陣を唸らせるほど作品の本質を捉え、藤井は撮影期間中も常にこの曲を聴き、「作品づくりのぶれない芯になった」「僕にとっては原点ですし、今回の主題歌も〈Mr.Childrenしかいない〉と言いはしましたが……まさか叶うとは。“記憶の旅人”という素晴らしい曲を書き下ろしてくださったMr.Childrenの皆さんに本当に感謝しています」とコメントしている。
また、Mr.Childrenの桜井和寿からのコメントも公開された。
かつて自分の中に「確かにあったもの」
そして今も自分の中に「あって欲しいと強く願うもの」が
この映画の冒頭から終わりまで、ずっと流れていて
その懐かしさ 奥ゆかしさ 温かさは
すぐ近くにあるのに、もう手が届かないようで
もどかしくて もどかしくて
たまらなく人恋しくなる
この映画に関わる上で
不純なものは極力取り除いて音楽として抽出したつもりです。
それだけが私たちに出来ることでした。
2024年に、
こんな素敵な映画が生まれてくれたこと、
そして、この映画に関われたことが、
有り難くて、嬉しくて
今はただ感謝でいっぱいです。
ありがとう
Mr.Children 桜井和寿
昨年リリースした21作目のアルバム『miss you』が各方面で高い評価を得たMr.Children。日本と台湾を舞台にしたラブストーリーを“記憶の旅人”がどのように彩るのか、今から映画の公開が楽しみだ。
MOVIE INFORMATION
青春18×2 君へと続く道
公開日:2024年5月3日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
出演:シュー・グァンハン/清原果耶/ジョセフ・チャン/道枝駿佑/黒木華/松重豊、黒木瞳
監督・脚本:藤井道人
原作:ジミー・ライ「青春18×2 日本慢車流浪記」
主題歌:Mr.Children “記憶の旅人”(TOY’S FACTORY)
エグゼクティブプロデューサー:チャン・チェン
音楽:大間々昂
撮影:今村圭佑
製作幹事:JUMPBOYS FILMS/サイバーエージェント
制作プロダクション:JUMPBOYS FILMS/BABEL LABEL
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©️2024「青春18×2」Film Partners
あらすじ
始まりは18年前の台湾。カラオケ店でバイトする高校生のジミー(シュー・グァンハン)は、日本から来たバックパッカーのアミ(清原果耶)と出会う。天真爛漫な彼女と過ごすうち、恋心を抱いていくジミー。しかし、突然アミが帰国することに。意気消沈するジミーに、アミはある約束を提案する――。
時が経ち、現在。人生につまずき故郷に戻ってきたジミーは、かつてアミから届いたハガキを再び手に取る。初恋の記憶が蘇り、あの日の約束を果たそうと彼女が生まれ育った日本への旅を決意するジミー。
東京から鎌倉・長野・新潟・そしてアミの故郷・福島へと向かう道中
で、彼女とのひと夏の日々が心にあふれ出す――。
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