女の子にとって〈プリティー〉の象徴である〈お人形〉と〈変身〉をコンセプトに、2011年の結成時からじわじわとアイドル・シーンをざわつかせてきた〈どるえれ〉ことDoll☆Elements。昨年夏のメジャー・デビュー以降は、その勢いも加速度を増すばかりだ!

Doll☆Elements 私たちいつでも君の味方だよ Doll☆Elementsです! Doll盤 DREAMUSIC（2014）

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「コンセプトをより強く推せているような感じですね。楽曲もそうなんですけど、衣装の豪華さやステージの演出の部分でもスケールが大きくなっていますし、それはすごく嬉しいことです」（権田夏海）。

「ライヴのセットリストなど、メンバーとスタッフさんみんなで考えることも多くなったので、団結力も増してますね!」（外崎梨香）。

「デビュー当初は、言われることをこなすので精一杯だったんですけど、いまは自分たちでもいろいろ考えられるようになって、それをエレメンター（＝ファン）の皆さんに伝えていくのがすごく楽しいです!」（小島瑠那）。

「うん、みんなで作り上げている感じはこれからも伸ばしていきたいですね!」（小泉遥）。

「私は加入してまだ1年も経ってないんですけど、私のあとにいずみん（小泉）が加入して、ごんちゃん（権田）が最近リーダーになったり、最近のどるえれは〈変化〉というより〈進化〉してるなって思います!」（小森ゆきの）。

　この夏には初のラヴソングに挑んだエモーショナルでダンサブルなポップ・チューン“君のネガイ叶えたい!”（これが好曲!）をリリースし、チャート・アクションの面でも自己記録を更新してみせた5人ですが、このたび待ちに待ったファースト・アルバム『私たちいつでも君の味方だよ Doll☆Elementsです!』が到着。このアルバムには、メジャー・デビュー以降のシングル収録曲をメインに構成された〈Doll盤〉、ライヴでは披露されていたものの未音源化だった楽曲をメインに構成された〈Elements盤〉という、まったく内容の異なる2種がスタンバイ。そこにはルックスそのままのラヴリーなナンバーもあれば、ライヴ映えする元気なアップ、ちょっぴりアダルトでメロディアスなダンス・チューン、ファンキーなエレポップ……（作家陣にはmichitomo、サカノウエヨースケ、新曲“It's my turn”にはKIRINJIに加わった弓木英梨乃の名も!）などなど、彼女たちの衣装と同じく、ハイセンスでさまざまなサウンドに〈着せ替え〉られていく楽曲たちが!

Doll☆Elements 私たちいつでも君の味方だよ Doll☆Elementsです! Elements盤 DREAMUSIC（2014）

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「アルバムが出来たことは自分たちも嬉しいですし、幅広いジャンルの楽曲をいただいているので、いろんな世代の方や音楽好きの方の耳にも届けられたらイイなあって思います。きっと長く愛してもらえるアルバムになったんじゃないかな」（権田）。

　グループの魅力を凝縮し、いわゆる〈名刺代わり〉になる1枚、いや、2枚を手にしたDoll☆Elements。これからの活躍も、もちろん見逃さずにはいられない。

「ライヴでは早着替えに挑戦させてもらってるんですけど、そういうところ──〈変身〉もスケールアップさせていって……」（小島）。

「女の子から〈あんなふうになりたいなあ〉ってもっともっと憧れを持ってもらえるようになりたいですね」（小泉）。

「ライヴ会場の規模もどんどん大きくしていきたいです。演出も豪華にしていきたいですし、ペンライトの広い海が見たいです!」（外崎）。

「11月には仙台、大阪、名古屋でのワンマン・ライヴが決まってるんですけど、たくさんの方に知ってもらえるチャンスをもっと作りたいですね」（小森）。

「目標にしている、さいたまスーパーアリーナでのワンマンに近づきたいです!」（権田）。

▼関連作品

左から、サカノウエヨースケの2014年作『ニュータウン』（DESTINY LABEL）、KIRINJIの2014年作『11』（ユニバーサル）
※ジャケットをクリックするとTOWER RECORDS ONLINEにジャンプ