INTERVIEW

アップアップガールズ(2)『アオハル1st』 初のアルバムに刻んだ青春の証と今後の決意を語る!

【ZOKKON -candy floss pop suite-】 第94回 Pt.3

アップアップガールズ(2)『アオハル1st』 初のアルバムに刻んだ青春の証と今後の決意を語る!

ここから羽ばたいていくための、丸ごと青春!なファースト・アルバム

 アップアップガールズ(仮)の妹分グループとして2017年に誕生してからおよそ2年半。〈青春〉をテーマに、ヴァラエティーに富んだ楽曲とハツラツとしたステージングで、ぐんぐんと成長を遂げてきた彼女たちが、待望のファースト・アルバム『アオハル1st』を完成させた。(仮)でもお馴染みのmichitomoはもちろん、つんく♂のサウンド・プロデュース仕事も交えた過去7枚のシングル曲もバッチリ網羅し、もはやベスト・アルバム的な様相に仕上がった一枚。ライヴのセットリストを再現したような曲順もスリリングで、楽しいったらありゃしない!

アップアップガールズ(2) アオハル1st T-Palette(2019)

高萩千夏「メンバーの変遷もあって、デビューのときにはいなかったメンバーもいるので、声の音色も変わっていく……(2)の歴史を感じるアルバムになったと思います。これを持っていれば、ライヴも完璧に楽しめますね!」

吉川茉優「〈3年目は勝負の年だ!〉って言ってたので、このタイミングでアルバムをリリースできるのはすごく嬉しいなって思いますし、自分でもこんなにたくさんの曲を歌ってきたんだって、不思議な気持ちにもなりますね」

鍛治島彩「ファースト・シングルの“二の足Dancing”は8人ヴァージョンにリニューアルしているんですけど、当時の自分はちゃんと歌えなくて何回も録り直ししたんです。今回のヴァージョンが出来上がって聴いたときに、いろんな感情がブァッと込み上げてきて……(うるっ)」

中川千尋「“二の足Dancing”は、私やほのかがまだ入ってない時の曲で、それを8人で再収録できることになってとっても嬉しいなって思いました。いちファンとしてこの曲のリリース・イヴェントにも行ってましたし、レコーディングできたことで本当に(2)のメンバーになったんだなって、改めて実感してます」

佐々木ほのか「最近、初めてライヴを観に来てくださった方に〈(2)ってこんなんだったんだ!〉って驚かれることが多いんですよ。たぶんそれって(仮)姉さんのイメージがあるからだと思うんですけど、そうやって気になりはじめた方には、(2)のほぼ全部がわかるアルバムになっています。この一枚に(2)のすべてが入ってると思うと、スカッとします(笑)」

森永新菜「『アオハル1st』っていうタイトルがすごく心に響くというか、このときは5人のときだ!とか、初めてレコーディングした曲だ!とか、これで卒業するわけじゃないですけど(笑)、卒業アルバムを見ているような気持ちですね」

島崎友莉亜「ファンの皆さんにとってもメンバーひとりひとりにとっても、いろんな思いが詰まっていると思うので、あれこれ思い出しながら聴いたり、いろんな楽しみ方ができるんじゃないかなって思います」

新倉愛海「今年加入した3期メンバーにとっては、こんなに早くアルバムを出せるというのは感謝だし、驚きなんですけど、それができたのは、結成してから先輩たちが作った歴史あってのことだと思っています」

 ライヴではお馴染みの序曲“OVERTURE(2)”を幕開けにシングル群が連なるなか、ライヴでの人気曲“ラッタンプイコ”も初音源化。さらにはアルバムのために書き下ろされた2曲の新曲が素晴らしい! まずは、電気街界隈で話題の同人ネット系バンド、からっぽペペロンチーノが楽曲提供した“ブルースカイブルース”。

茉優「〈ブルース〉って聞くと切ないイメージがあったりするんですけど、“ブルースカイブルース”は明るい曲で、でも、歌詞では青春の儚さみたいなものを歌っていて。いままでの(2)にはなかったタイプの曲ですね」

千尋「〈ブルース〉っていうイメージからしたら、ずいぶん爽やかな感じで……」

ほのか「思い描いていたものとは違ったなって思ったんですよ。リズムもすごく速くて、頭から思わず〈おおーっ!〉ってなるような、ずっと耳に残る曲ですね」

新菜「〈青春〉ってすべてが明るくて楽しくてハッピーっていうわけでもなくて、ちょっと時間が経てば〈こんなことで?〉って思うような小さな悩みとかもいっぱいあって、感情の起伏が激しかったりする時期だと思うんです。そういった心情を歌っているので、(2)が歌ってきた〈青春〉の中でも新しいタイプの曲なのかなって思いました」

愛海「すごくエモい曲です(笑)」

 もう一曲の“パジャマDEタンテボー”は、作詞がNOBE、作曲が大隅知宇、編曲がmichitomoとENIXES(GOLDTAIL)という布陣による、愉快、だけどちょっとセンチなエレポップ・ナンバー。

「いままでの(2)にはなかった新しいジャンルに挑戦させていただきました。この曲は、とくに若いメンバーのフレッシュな声が響いてる曲なので、一人一人の声質の特徴を聴いてもらえたら嬉しいです」

ほのか「OL感がありますね。仕事疲れた~、でも、疲れたときこそ騒ごうよ! チクチクブーン(スクラッチの真似をする)って感じで(笑)、すごく盛り上がる曲ですね」

愛海「千夏さんが振付けしたんですけど、ライヴではタオルを振って、振りも一緒に楽しんでもらえる曲になってるんじゃないかなって思います」

新菜「そう、ダンスもめっちゃイイんですよ。いままでの(2)にはない感じの振付けで、元気に力いっぱい踊ります!っていうよりは、腰を使ったり女性のしなやかさを見せたりとかっていう感じですね」

友莉亜「ヨコノリの曲ですね。すごくキラキラしているし、良い意味で曲の雰囲気と私たちの歌声とのギャップがあって、そこがすごく素敵だなあって思いました」

千夏「盛り上がる曲だけど、季節感は夏っていうより、そろそろ冬が始まるよっていう、ちょっと切ない感じだけどテンション上げていこうね!っていう感じです」

 これまでの歴史をひとまとめにし、さらに新曲で新境地を拓いてみせたアルバム『アオハル1st』は、次へのステップへ向けて大きく弾みをつける一枚だと言えそう。実際、彼女たちの小さな胸に秘めた野望も大きくなって……!

千夏「今年は夏のイヴェントにもいっぱい出て、“Be lonely together”の反響も良かったですし、〈アプガ(2)知ってるよ〉って言われることもずいぶん増えてきたんですけど、〈知ってるよ〉だけでは終わらせないグループになりたいですね」

茉優「〈@JAM EXPO〉や、そのほかにもいくつかライヴ・バトルを経験して、すべて勝てたわけではないんですけど、〈@JAM EXPO〉でメイン・ステージを勝ち獲ったときは、あのときのライヴがいちばん良かったよってファンの皆さんから言われたんです。負けても、そこまでに向かうなかでメンバー間の絆がより深まったし、どんなライヴでも勝負強さを発揮できたら(2)はまだまだ良くなるなって」

ほのか「あとは自分たちでどう羽ばたくか。私たちみんないい羽を持っていると思うので、それをどう磨いてどう羽ばたくか、ですね(キリッ)!」

アップアップガールズ(2)のシングル。

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