HYDE「喜矢武は自分をミュージシャンだと思っているのでは」
「休憩タイム!」と鬼龍院が言い残し一旦ステージを去るメンバー。ステージが暗転するとゴールデンボンバーの20周年を豪華な著名人らがお祝いする映像が始まった。ユークリッド・エージェンシー代表取締役・石森氏(ファンには〈テレビに出してくれるおじさん〉として知られる、紅白をはじめ彼らのテレビ出演の立役者として知られる)に始まり、長年の盟友・NoGoDの団長、喜矢武と親交が深いことでも知られるHYDEが登場。HYDEは、20年続いたことは奇跡であり本物だと認めつつも「喜矢武はなぜか自分のことをミュージシャンだと思っているのではないか」とコメント。最後にこれまでライブなどで散々その存在を擦られていた〈喜矢武の元カノ・ゆかりさん〉が登場。困惑しつつもお祝いの言葉を述べていた。本当に様々な界隈からの祝福のコメントが寄せられていた映像が終わると、メンバーによる演劇タイムへ。

鬼龍院(=樽酒ケント)→♡→喜矢武(=広場うた子)→♡→樽酒ケント(=鬼龍院)
昨年の全国ツアーでは歌広場が脚本を担当したことでも注目を集めたが、今回は例年通り鬼龍院の手によるもの。今回のモチーフはVTuber。鬼龍院のアバター・樽酒ケントを樽美酒が演じ、喜矢武のアバター・広場うた子を歌広場が演じるという斬新なスタイル。アバター役の樽美酒、歌広場が横目で本体である鬼龍院、喜矢武を確認しながら動くという状況にも笑いが起きていた。

鬼龍院が想いを寄せるクラスメイトの喜矢武の理想の男性は――。それを聞いて理想を具現化したアバター・樽酒ケントを作成しVTuberとして人気を獲得していくものの、本来の自分自身とのギャップに落ち込む鬼龍院。そんな中、彼にコラボを申し込んできたVTuberの広場うた子。その正体は樽酒ケントにガチ恋している喜矢武である。ひょんなことからそれに気づいてしまった鬼龍院はコラボ配信中にぎこちない対応をとってしまい、思い余った喜矢武(広場うた子)は生配信中に樽酒ケントに告白してしまう。慌てた鬼龍院は配信を切ろうとしたが誤って自分の姿をネット上にさらしてしまう。やや複雑な人間関係のためか演劇の合間に人物相関図が繰り返し表示されていた。


そして紆余曲折を経てお互いの想いに気づいた鬼龍院と喜矢武。クライマックスでは喜矢武のためにアバターではなく生身の鬼龍院自身が〈懸垂20回〉にチャレンジするという展開。ロッキー風のBGMが流れる中、観客からも応援の声があがるも、途中から彼の身体を支える黒子が1人2人と増えていき、最後にはアバター2人も協力し4人がかりで見事(?)達成、晴れて鬼龍院と喜矢武は結ばれ演劇は幕を閉じた。

大食いヒーローは胃袋だけでなく懐まで広かった
広場うた子の姿のままの歌広場が物販紹介を終え、着替えを済ませると再びライブパートへ。“世界平和”では、メンバー全員がステージから降りアリーナ席の間を通って後方にあるサブステージへ向かい、サブステージでのパフォーマンスにも大きな歓声があがった。


続いての“ガガガガガガガ”で再びメインステージへと向かうメンバーたち。間奏ではギャル曽根Tシャツを着用し恒例の大食いにチャレンジする喜矢武。ギャル曽根Tシャツを着用しての大食いは彼が十数年続けている定番のネタである。意気揚々と横浜名物の肉まんを口にするも序盤で力尽きてしまう。そんなとき、彼の前にヒーローが現れた。そう、本物のギャル曽根である。まさかの展開に驚きを隠せない観客たち。瞬く間に肉まんをぺろりと平らげ、大食いのプロフェッショナルとしての仕事を見せてくれた。長年ネタにしていたことについての謝罪にも「とんでもございません!」と肉まんを食べ続けながら笑顔で公認。胃袋だけでなく懐の広さまで見せてくれるとは。
