日本では1966年に発売され、昭和のおわりから平成のはじめ頃に販売のピークを迎えたカセットテープ。近年ではその魅力が再燃し、新譜のリリースはもちろん、名盤のカセット化が進むなど大きな注目を集めています。今回は、そんな昭和世代には懐かしく、平成・令和世代にはレトロアイテムとして人気の〈カセット〉関連アイテムを特集します。

まずは、音楽を持ち運べるという楽しさを教えてくれたポータブルカセットプレーヤーから紹介していきましょう。〈TOWER RECORDS カセットプレーヤー〉といったそのまま使っても見た目がおしゃれなアイテムや、〈FIIO ポータブルカセットプレーヤー CP13 Transparent〉〈VERSOS ポータブルカセットプレーヤー VS-M020〉といったテープを巻き取っていく様子を見ることができるクリア仕様のものはいかがでしょうか。

『TOWER RECORDS カセットプレーヤー イエロー』 (2023)

『FIIO ポータブルカセットプレーヤー CP13 Transparent』 FIIO(2024)

『VERSOS ポータブルカセットプレーヤー VS-M020』 VERSOS(2024)

有線イヤホンを使うイメージが強いポータブルカセットプレーヤーですが、〈AUREX Walky ポータブルカセットプレーヤー〉はBluetoothを搭載していて、ワイヤレススピーカーやワイヤレスイヤホンなどを使用できるので、カセットプレーヤーに馴染みのない世代にも扱いやすいかと。本体のカラーはクリアとホワイトの2色。ホワイトの方はそのまま使うのもいいですが、本体の使用に影響のない範囲で自分好みのステッカーを貼ったり、塗装したりしても楽しめそう。

『AUREX Walky ポータブルカセットプレーヤー ホワイト』 AUREX(2023)

また、カセットといえば据え置き型の〈ラジカセ〉でしょ!という人も少なくないはず。そんな人がイメージするのは〈CICONIA クラシカルステレオラジカセ〉や〈ORION Bluetooth搭載ラジカセ SCR-B7〉〈ORION Bluetooth搭載ラジカセ SCR-B3〉のような形のものではないでしょうか。肩に担いでいる人がいたな、ラジオのアンテナを様々な方向に動かしていい位置を探ったななどという郷愁にかられてしまう人も少なくないでしょう。

『CICONIA クラシカルステレオラジカセ』 CICONIA(2023)

『ORION Bluetooth搭載ラジカセ SCR-B7』 ORION(2023)

『ORION Bluetooth搭載ラジカセ SCR-B3 White』 ORION(2023)

そのほかにも、コンパクトなサイズで持ち運びに便利な〈AUREX Terace カセット付き Bluetoothスピーカー〉〈WINTECH MicroSD/USB録音対応モノラルラジカセ SCT-R227〉や、大きいボタンや音量つまみで操作しやすく、本体表記が見やすい〈東芝 ラジオカセットレコーダー TY-XKR1〉といったスピーカーが搭載されたタイプに、レコードやCDなども聴くことができて見た目に重厚感がある〈ANABAS audio マルチプレーヤー AMS-500〉といったものまで、生活スタイルや使用するシーンに合わせて様々なカセットプレーヤーが発売されています。

『AUREX Terace カセット付き Bluetoothスピーカー ホワイト』 AUREX(2023)

『WINTECH MicroSD/USB録音対応モノラルラジカセ SCT-R227 ブラック』 WINTECH(2023)

『東芝 ラジオカセットレコーダー TY-XKR1 グレー』 TOSHIBA(2025)

『ANABAS audio マルチプレーヤー AMS-500』 (2024)