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カナダからの手紙はジャック・グリーン!

 89年にカナダのモントリオールで生まれたジャック・グリーンことフィリップ・オーバン・ディオンヌは、高校の教師に教わったエイフェックス・ツインをきっかけにエレクトロニック・ミュージックを作りはじめたクリエイター。学生時代にはルニスを含む友人たちとクラブ・パーティーを開催し、2010年代初頭からラッキーミーやナイト・スラッグスで音源のリリースを始めている。そんな彼の名を一躍有名にしたのが、2011年にレディオヘッドから公式リミックスが採用されたことだった。同年にはヴァースなる自主レーベルを設立する一方、並行してジェシー・ボイキンスやシアラのリミックスを手掛け、コアレスやティナーシェらとのコラボも展開していく。

 2017年にラッキーミーから初のアルバム『Feel Infinite』を発表。2019年にはマシーンドラムやクラムス・カジノらを招いて現時点での最新ソロ・アルバム『Dawn Chorus』をリリース。近年ではジェシー・ランザやケイデンス・ウェポンのプロダクションに関わり、トーヴ・ローやアディソン・レイらのリミックスも手掛けている。

左から、ジャック・グリーンの2017年作『Feel Infinite』、2019年作『Dawn Chorus』、編集盤『ANTH01』(すべてLuckyMe)、ジャック・グリーンが参加したレディオヘッドの2011年のリミックス盤『TKOL RMX 1 2 3 4 5 6 7』(XL)、ジェシー・ランザの2023年作『Love Hallucination』(Hyperdub)、ケイデンス・ウェポンの2024年作『Rollercoaster』(One Canada)