吉川晃司が語り下ろしの単行本「職業、吉川晃司」を2025年11月12日(水)に発売する。
1984年、映画「すかんぴんウォーク」の主題歌“モニカ”で鮮烈なデビューを飾って以降、常に旋風を巻き起こしながら、日本のエンターテインメント界を駆け抜けてきた吉川晃司。ミュージシャンや俳優として活動の幅を広げる一方、布袋寅泰とのユニット、COMPLEXでは東日本大震災や能登半島地震の復興支援に尽力するなど積極的な社会貢献を行ない、際立った存在感を示している。
本書は、そんな彼が還暦を迎えた今、これまで走り続けてきた60年を振り返る一冊。「石橋は叩いて渡らず泳げばいい」「朱に交わって黒になる」「俺は東京ではヒヤシンス」「魚ってロックだと思ってる」「ダイヤモンドは路地裏にある」「不条理とワルツを踊る」など、彼が紡ぎ出してきた独特な語録とともに、半世紀以上にわたる活動の軌跡はもちろん、その裏にあった苦悩や葛藤、そして、何が吉川を突き動かしてきたのかを語り下ろしている。
書影は、被写体の内面やまだ見ぬ側面をシャープでスタイリッシュに写し出す作品で知られるフォトグラファーHIRO KIMURAによるもの。吉川とは何度もセッションしているといい、ライブでの代名詞〈シンバルキック〉を捉えた一枚に仕上がっている。吉川のしなやかで美しい姿の秘訣は、60歳を迎えても日々の鍛錬を欠かさないからこそ体幹を保っており、スーツ姿でも腰の上まで脚が上がるのだとか。
〈吉川晃司〉という唯一無二の存在を形作ったもの、その生き方そのものに迫る「職業、吉川晃司」。ぜひチェックを。
BOOK INFORMATION

発売日:2025年11月12日(水)
ISBN:978-4-16-392025-2
価格:1,980円(税込)
ページ数:208