美しく、繊細でエモーショナルな音の世界が広がる名盤の誕生です。アッシュのティム・ウィーラーの自身初となるソロアルバムは素晴らしき内容に仕上がっております。数年前に病気で父親を亡くしたことがきっかけとなり作られたというこのアルバム、一聴では味わいきれない深みのある優しさ。アッシュの時のエネルギッシュさとはまた違う、ソロでしか出来ないティムの繊細な感情が音で表現され、ストリングスやホーン、エレクトロニクスなどがそれを盛り立てる、深いです。元レイザー・ライトのアンディなんかも参加した今作、一曲目からのめりこみます、後半戦で泣きそうになります、どう考えても必聴です。
レンタルズやエミー・ザ・グレイト作品でも存在感を光らせるアッシュのティムが、今度はソロ作を発表した。ギターやベースのほか、ピアノやパーカッションなども自身で担当。ロンドン・メトロポリタン・オーケストラによるストリングス&ブラスの優雅な音色も随所で響かせながら、本隊とは別種の壮大なサウンドを展開している。プロデュースはミューズ仕事で有名なクラウディウス・ミッテンドーファー!