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アフロ下半身

喜矢武・樽美酒の発言は続いての“抱きしめてシュヴァルツ”間奏ソロの前フリとなっている。きらびやかなダンスナンバーで会場を揺らしたのち、間奏に入ると理容室の椅子に座った喜矢武は下半身の方の毛をアフロにしており、鬼龍院に「位置が違う!」と突っ込まれる。一方の樽美酒は法被をまとってパチンコ店員のマイクパフォーマンスで登場し、喜矢武のアフロをシャンプーし始める(玉つながり……?)。なおツッコミを入れていた鬼龍院の下半身もアフロで、2人そろって樽美酒にシャンプーされる姿に「もうめちゃくちゃだよ!」と愕然とする歌広場。まだ3曲しかやってないのに筆舌に尽くしがたい状況を作り出すゴールデンボンバー。

そして鬼龍院が「喜矢武さん、最近どう?」とたずねると、「スカジャン・カンフー」(山田篤宏監督)に出演したこともあり、スーパーアクション俳優を目指したいという喜矢武。このやりとりも前フリになっており、その後始まったハイスピードメタルナンバー“欲望の歌”では、アクション俳優ならず〈ハクション俳優〉としてクシャミをしたかと思えば、壮大なサビが流れる中、先日放送された「NHKのど自慢」でも共演した劇団BRATSの面々と本格的な殺陣を繰り広げる。その後、5曲目ながら“シン・一曲目”を投下し、“毒グモ女(萌え燃え編)”へ。

 

水を被ると女性になってしまう体質

ドッジボール日本代表とブリーフ一丁のゴールデンボンバーで対戦する映像をはさみ、ワンマンツアー恒例の演劇が始まった。

今回の舞台は多種多様なセクシャリティの人が集うミックスバーだ。「客いねえ!」「ノーゲスやばぁ!」とコール動画のSNS投稿に勤しむ歌広場と樽美酒をよそに、街で一目惚れした女性のことを考えてボンヤリしている〈ノンケ〉の店員・鬼龍院。

そんなある日、一目惚れした女性にそっくりな男性・喜矢武が来店。困惑する鬼龍院だが、実は喜矢武は「らんま1/2」よろしく水を被ると女性になってしまう体質だった。そんな多種多様なキャラ設定の寸劇はハッピーエンドを迎え“デートプラン”で締めくくられた。

歌広場の物販紹介をはさみ、再び鬼龍院が「喜矢武さん、最近どう?」とたずねると、「(ギターソロの)ネタがありません! 降参です」と言い出す喜矢武に対して、「勇気を出していこう!」と励ます歌広場、流れを無視して「このホール寒くない?」と樽美酒。

“今夜はトゥナイト”の間奏に入ると、先程のやりとりを前フリとし、それぞれがDJ KOO(さん)、YU-KI、SAMに扮した。次の“まさし”ではさっきまでDJ KOOやYU-KIやSAMだったりした面々がトロッコに乗り「まさし」コールで盛り上げ、“かまってちょうだい///”で会場内を一周したのち、“†ザ・V系っぽい曲†”、“リフォビア”といった王道ヴィジュアル系色の強いナンバー2曲で本編を終えた。

〈ゴールデンボンバー全国ツアー2025「喜矢武豊」〉ツアーファイナル東京公演の生中継動画。アーカイブ期間は2026年1月4日(日)23:59まで

 

だって俺は、喜矢武豊!

アンコールの声に呼ばれ、再び登場するメンバーだが、喜矢武の姿がない。遅れてステージに現れたものの、腕が緑色に変色するなど、様子がなにかおかしい。鬼龍院が前フリとして「喜矢武さん、最近どう?」とたずねても、打ち合わせにない意味不明なことを口にしてしまう。その後始まった“GLORY LOVE”のギターソロでは、ガチュピンのような大きな前歯も生えてきている。

最後は“女々しくて”でなんとか無事にライブを終えることができると安堵する鬼龍院だが、ギターソロで得意の大食いを披露するはずの喜矢武がガチュピンに変化。メンバーの声も届かず、巨大化し街をめちゃくちゃにしてしまう。危機一髪の状況だが、歌広場が唐突に「自分も負けず劣らず役に入り込んでしまう」と明かし、巨大ウーマンに変身。壮絶なバトルを経てガチュピンの無力化に成功した。人間に戻った喜矢武は警察に囲まれ、蜂の巣にされてしまう。そんな喜矢武を悼んで銅像が建てられた……のだったが、銅像が目を開き、親指を立てながら笑顔でこう言った。

「銅像にもなれるし、撃たれる役もできる、もちろんギタリストもね。だって俺は、喜矢武豊!」

軽快な管楽器が鳴り響くビッグバンド調ナンバー“喜矢武豊”が流れる中、喜矢武は宝塚のトップスターのような羽根を背負い登場。金テープが舞い落ち、無事にエンディングを迎えた。