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大事にするもの

 充実した2曲を引っ提げて、ストーリーはいよいよ終局へ向かう。シングル・リリースの4月1日にはLIQUDROOMにてスペシャルなイベント〈ExWHYZ ‘GIVE YOU MY WORD’〉とmikina初主催のアフターパーティーを行い、その後は5月から7月にかけて最後の全国ツアー〈ExWHYZ LAST TOUR ‘DANCE YOUR DANCE’〉が開催される。初日となる5月6日の舞台は大阪城音楽堂。mahoとmikinaが2018年にオーディション合格を発表された場所でもある。

mikina「そうなんですよ。ずっとやりたいと思ってたので、絶対来てほしい」

maho「野音は絶対来てほしいね、ツアー初日ですし」

yu-ki「野外でのワンマンは初めてになるので」

 大阪を皮切りに広島、新潟、愛知、福岡、山形、香川、宮城、北海道と各地を巡り、7月4日に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)でファイナルを迎える。最後のツアーを前に4人はそれぞれにコンディションを整えているようだ。

maho「いまもそうですけど、その時に何を感じるか、やっぱり予想がつかないし、先日のライヴもそうだったように、準備や予想をしてステージに立っても、やっぱりメンバーの発する言葉をそこで聞いて、みんなの反応があって、そこで初めて生まれる感情とかもやっぱりまだまだあるし、例えば歌詞もそうですけど、この何年間の集大成みたいなことを書きたくても〈まだまだ途中だな〉って現時点では思うから、その瞬間瞬間、感じ取れるものをちゃんと感じ取り切れるような状態でツアーを回っていきたいなって思いますし、やっぱり人生が続いていくなかで、その時その時のベストでいたいということは変わりないから、このツアーも変わらず、その時の自分が思う良い姿で走り切りたいなっていう思いが強いです」

yu-ki「2か月ってあっという間だと思うし、ライヴになると〈わっ、楽しい! やった!〉って一瞬で過ぎちゃうので、楽しいだけに寄り切らないように、ちゃんと一回一回を自分の中で大事にする気持ちも忘れず、来てくれた一人一人と向き合う時間をしっかり作ってライヴしたいなって思います」

mayu「そうですね。毎回〈このツアーの目標はこうだから、こうやったほうがいい〉〈自分はこう立ち回ったほうがいい〉とか、考えすぎて視野が狭くなっちゃうタイプなんで、このツアーはそうじゃない自分でいたいし、もう少し楽しみたいなって。素直に自分のその時の状態とか気持ちとか、みんなとの空気とかをしっかり感じ取って、楽しめる自分で、ふわふわな自分で臨みたいです(笑)」

mikina「まず、元気でいることが凄い大事。元気でいるからこそすべてを感じ取れると思うので、全公演にベストコンディションで臨めるように生活しつつ、ライヴでは目に焼きつけたいですね。来てくれるお客さんの顔も、そこで自分が見た景色も、全部焼きつけて忘れないようにしたい。あと、最後まで自分の気持ちを……誰かに影響された気持ちや言葉じゃなくて、自分がどう感じたかを大事にして、言葉にするのを諦めないでいたいです」

ExWHYZの作品。
左から、2024年のEP『Sweet & Sour』、2025年のシングル“iD”『DON'T CRY/リグレット』、2022年のアルバム『xYZ』、2023年のアルバム『xANADU』、同年のEP『HOW HIGH』、2024年のアルバム『Dress to Kill』(すべてユニバーサル)

関連作品を紹介。
左から、パソコン音楽クラブの2024年作『Love Flutter』(HATIHATI PRO./SPACE SHOWER)、80KIDZが参加した2025年のサントラ『New PANTY & STOCKING with GARTERBELT The Soundtrack』(flying DOG)

 


【特報】新連載〈聴き酒ゆーき〉スタートのおしらせ!
4月25日発行の509号から、bounceでExWHYZ yu-kiの新連載〈聴き酒ゆーき〉が始まります! #ゆーきとケェピィでライヴ後の一杯をSNS投稿するなど、お酒大好きなyu-kiがツアー先の各地やホームタウン東京や埼玉で訪れた居酒屋、購入した地元限定のお酒などExWHYZの音楽とぴったりな幸な一杯とアテ、そしてそんなお酒にペアリングする音楽を紹介! 次号をお楽しみに!