ソロ初期の作品で重要な役割を担っていたギタリスト、スティーヴ・スティーヴンスとのタッグが復活し、この9年ぶりとなる新作では11曲中7曲を2人で共作。そう、〈反逆のアイドル〉な感じが帰ってきたのだ。さらに、プロデュースをトレヴァー・ホーンが担当しているだけあって、80sっぽいビートの立ったタテノリのポップなロックが満開。メジャー感が強くベタな作りだけど、そこがグッとくる。