ジェイレン・ンゴンダとマーローズに繋がるヴィンテージな地下鉱脈の良品たち!
トゥルース&ソウル〜ビッグ・クラウン音源でよく演奏していたヴィンセント・ジョンが故郷のフィリーで興したレーベルから、彼を含むトリオの初作がリリース。バロック・ソウルとソフト・ロック、ドゥワップ、サイケが融和したヴィンテージな意匠と清らかな3声のハーモニーが甘い憂いを美しく伝える。ミックスはヴィンス・キアリート。
ダン・オーバック(ブラック・キーズ)主宰のイージー・アイ・サウンドもリオン・マイケルズらとは縁の深い一派だけに、ダップトーンで活躍してきた英国のヴェテランの移籍も実に自然でスムース。変わらずボスコ・マン制作のペンローズ録音で50〜60年代のサウンドを追求し、ミックスはナッシュヴィルでオーバックが手掛けている。
メジャー・アクトのコライトやコーラス仕事を多く手掛け、エル・マイケルズ・アフェア作品でも歌っていたミシシッピの実力派シンガーが、トーマス・ブレネック率いるダイアモンド・ウェスト勢のバックアップで作り上げた初のアルバム。生音主体のトラディショナルなサザン〜ゴスペル感覚をモダンな質感で豊かに響かせたソウルフルな快作だ。
ダップ・キングスやエル・マイケルズ・アフェアでも活躍したマルチ奏者、トビアス・パズナーのプロジェクトによる9年ぶりの2作目。前作以上にエイドリアン・ヤングにも通じるシネマティックで劇画的なインストの風情はダップトーンよりもビッグ・クラウン寄りでもある。ヴィンス・キアリートがミックスを担当し、ベニー・トロカンも参加。
年頭を席巻した問答無用の世界的ヒット作。かねてからダップトーン一派のヴィンテージ感と縁のある人だが、本作ではセイクリッド・ソウルズやアルトンズでお馴染みのペンローズでホーン・セクションを録音し、ガブリエル・ロス(ボスコ・マン)とアンソニー・マシノのエンジニアリングに麗しいチカーノ・ソウル感の表出を託している。
ノルウェーはクリスチャンサン在住のマルチ演奏家、モーテン・マーテンスのセルフ・プロジェクトによる2作目。前作にはリオン・マイケルズも少し関与したが、今回は濃密な独自性を増して昼下がり系のメロウなサウンドを洗練味たっぷりに奏でる。フリー・ソウル的な音の洒脱さと不器用な歌声の甘いマッチングは今回も最高だ。





