〈フジロック〉のダークホース筆頭候補はカナダから現れた覆面マス・ロック!?
今年の〈フジロック〉で陰の主役候補と噂されているのが、カナダ・ケベック州出身のアンジーヌ・ド・ポワトリーヌ! クン・ド・ポワトリーヌ(ギター/ベース)とクレック・ド・ポワトリーヌ(ドラムス)によって2019年に結成された2ピース・バンドが、いまフジロッカーを中心に話題を集めています。そのきっかけは、今年の2月にKEXPで公開されたパフォーマンス動画。ドット柄の覆面&衣装に全身を包んだ出で立ちのポップな奇妙さ、正確無比のタイム感で性急なリズム・チェンジを繰り返すマス・ロック的な演奏、ルーパーを駆使した重層的かつ快楽性に溢れたサウンドが衝撃的で、世界的なヴァイラル・ヒットになりました。
そんな話題のアクトによる〈フジロック〉出演が迫るなか、彼らが配信で発表していたミニ・アルバム2作――2024年の『Vol. I』と2026年の『Vol. II』がCDとLPでリリースされます。重心低めでドゥーム・メタル的な要素も色濃い『Vol. I』、アンサンブルがタイトになったことでダンサブルな要素が押し出された『Vol. II』と、作品ごとに若干のモード・チェンジは感じられますが、フリーキーでヒプノティックなサウンドはどちらも聴く者の想像を超えたインパクトを与えてくれるはず。日曜日の〈RED MARQUEE〉でのライヴは、早めの時間帯が予想されますが、早起きしても損はないでしょう。瞳孔も鼓膜もバキバキに開いた状態で、痙攣寸前まで踊りまくりたい!

