バンドの転機を記録した2001年リリースの重要作が特別パッケージで再登場!
昨年リリースの最新作『あのみちから遠くはなれて』で、先鋭的な音作りと芳醇なソングライティングを融合させ、前進し続けるロック・バンド像を提示したGRAPEVINE。彼らが2001年にリリースした4作目であり、“風待ち”“ふれていたい”などメロディアスな人気曲を収めつつも、ファンキーな“(All the young) Yellow”、ダブ的な低音処理を施した“フィギュア”など、緊迫感のあるオルタナティヴなムードを湛えた意欲作『Circulator』が、今年リリース25周年を迎えた。そのアニヴァーサリーを記念して、2つの作品がリリースされる。

まずひとつめは、その『Circulator』と、同作のツアー〈Whitewood Tour 2001〉での演奏を収めた2002年のライヴ盤『GRAPEVINE LIVE 2001 NAKED SONGS』とをカップリングした2枚組CD『Circulator + NAKED SONGS』。そしてもうひとつは、Blu-rayとDVDの2仕様でリリースされる映像作品「GRAPEVINE LIVE 2001 “NAKED FILM” and MORE」だ。こちらは、先のツアーでのZepp Tokyoでの公演(12月6日)を収録した2002年リリースのライヴ映像作品「GRAPEVINE LIVE 2001 “NAKED FILM”」をデジタルレストアしたもので、前述のライヴ盤『GRAPEVINE LIVE 2001 NAKED SONGS』の初回限定盤にDVDとして封入されていた5曲のライヴ映像、さらに2007年のシングル『指先/COME ON』のDVD付き限定生産盤に入っていたスタジオ・ライヴ映像も追加されている。
なお、『Circulator』のツアーでは闘病によって活動休止していたベーシストの西原誠(2002年に脱退)に代わり、金戸覚と、さらにアルバム制作に貢献した鍵盤奏者の高野勲を加えた5人編成で演奏した。25年を経た現在まで、同じ面々の5ピースでのライヴが続いていることをふまえると、GRAPEVINE史において極めて重要なパフォーマンスが〈NAKED FILM〉には収められている。
バンドは8月1日より『Circulator』の25周年を記念したツアー〈GRAPEVINE IN A LIFETIME CIRCULATOR tour〉をスタート。その直前には〈フジロック〉への出演を控えている。苗場でのパフォーマンスが『Circulator』モードになるのか、はたまた別仕様のセットなのかは演奏が始まるまでわからないが、アニヴァーサリーの渦中での彼らを観られる絶好のタイミングであることは間違いない。
