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BABYMETALがキュレートする〈SONIC “METAL” STAGE〉がアツい!

大阪会場の初日と東京会場の最終日にはBABYMETALがキュレーターを務めたステージ〈SONIC “METAL” STAGE〉が登場。サマソニと深い関係性を築いてきたBABYMETALならではのラインナップに高揚すると共に、アーティスト同士の共演などにも期待したくなるステージだ。

同ステージのトップバッターを担うのが、マルチバースプロジェクトのMETALVERSE。2023年に始動した同プロジェクトは、これまで公演毎にキャストや内容が変化するなど多元的な展開を見せてきたが、今年3月からは〈METALVERSE VΛND PROJECT〉と題し様々なバンドで活躍するプレイヤーを集めたガールズバンド形式での活動もスタートさせている。サマソニでも同様の形式でのパフォーマンスが行われそうだが、MIKO、SAKIA、COCONAという固定の3人に加え、誰が彼女たちを支えるバンドメンバーとして登場するのかにも注目だ。

オックスフォード出身のサウス・アーケードは、Y2Kコアな音楽性で話題を振りまく4人組バンド。2000年代のポップパンクやニューメタルあたりからの影響を感じさせるサウンドやパフォーマンスは、コーンのようなラウドさとパラモア的なキャッチーさを兼ね揃えている印象だ。メキシコ出身の3姉妹からなるザ・ウォーニングが鳴らすハードロックなサウンド、ガールズバンドプロジェクト「BanG Dream!(バンドリ!)」から生まれたAve Mujicaのゴシックな世界観も含め、これら3組が真昼のサマソニをより一層熱くさせるはず。

そして同ステージのトリを務めるBABYMETALは、結成15周年を迎えた昨年、4thアルバム『METAL FORTH』を発表(この8月には同作のデラックス盤をリリース)し、ツアーやフェスなどで世界各地を飛び回った。2026年もサマソニを含む国内外のフェスにてライブをおこなうほか、8月末から年末にかけては北米と中南米を巡る大規模なツアーも控えている。メタルの概念を更新する多彩な楽曲を武器に、年々パフォーマンスの精度と密度が増していくBABYMETALのステージをお見逃しなく。

そのほか、2025年に15年ぶりの新作『Inertia』を発表したペンデュラム、千葉雄喜とのコラボシングル“JJK”を配信リリースしたばかりのmgkも〈SONIC “METAL” STAGE〉に登場する。いくつものステージがあるサマソニだが、この充実のラインナップなら丸一日このステージで過ごすのも全然ありだ。 *小田

 

カーリン・レオンらラテン系アーティストが集う〈DE SONORA, PARA EL MUNDO〉

近年、レゲトンなどラテンポップに力を入れていることはもはやほかのフェスにないサマソニの独自性や特色のひとつになりつつあり、そのことは昨年(フェイドを中心にした〈Feliz Cumpleaños Ferxxo〉が開催された)もお伝えしたとおり。今年は8月15日、サマソニ東京のBEACH STAGEで〈DE SONORA, PARA EL MUNDO〉と題された特別な催しがある。

そのキュレーターを務めるのは、ラテン・グラミーおよびグラミー受賞を複数経験しているメキシコの代表的なアーティスト、カーリン・レオン。〈リージョナルメキシカンミュージック〉(メキシコの地域音楽)とアメリカで分類されるジャンルを代表するヒットメイカーで、“Que Vuelvas”“Primera Cita”といった、ゆったりとして叙情的で、フォークやカントリーにも近い温かみのある歌を得意とするシンガーだ。テハーノ(テックスメックス)やコリードなど、ジャンルレスに中南米音楽を歌っており、伝統と現代性が融合した音楽を披露してくれるだろう。ダウン・トゥ・アースな彼の音楽は、メキシコひいてはラテン音楽入門にも最適で、日本の人々の心に刺さるはず。

さらに、R&Bやヒップホップをブレンドしてポップに料理する3人組ラティン・マフィア、TikTok経由で名を上げた、ダンスポップ系が得意な歌い手パロマ・モーフィーと、メキシコ勢が複数出演。日本からはSIRUP、Kvi Baba、阿部真央、のん & the tears of knight、紫 今がBEACH STAGEで共演する。ちなみに、メキシコが大フィーチャーされる今回、ウンベHumbe)がPACIFIC STAGEに出演することにも注目したい。ラテン・マフィアは彼とのコラボレーションソング“Patadas De Ahogado”をヒットさせており、ウンベが舞台に呼び込まれることもあるかも……?

ラテン音楽の愛好家やこれから触れてみたいというリスナー、あるいは国内外のラテン系の人々が集うであろう〈DE SONORA, PARA EL MUNDO〉。サマソニに行ったら一度は訪れてみてほしい。 *天野