
VHS版からの変化
2019年に映画をVHSのレンタルビデオ方式のみで公開するという、非常にユニークな方法で世に出た今作だが、サカモトはそのVHS版も観ているという。違いなどはあるのだろうか。
村尾「今作は最初、出来上がったものを普通に出しても面白くないから、いくつかの都市のカフェやレコードショップに〈エレファント6レンタルクラブ〉という謎のチラシを置いていたみたいですね。そこにある連絡先に電話をかけるとVHSが送られてくるという(笑)」
サカモト「しかも無料なんですよね」
村尾「返却時に一緒に添えられていたメッセージやイラストなどが、すごく嬉しかったみたいです。そういうのもエレファント6らしさがありますよね」
サカモト「もはや一連の流れがアートというかインスタレーション作品のようですね」
村尾「サカモトさんはそのVHS版も観ているんですよね?」
サカモト「はい。でも、今回の劇場用のものとは少し違っていて、今回の方が圧倒的に観やすいです! 冒頭に謎の無声映画みたいなものが入っていたりしましたから……」
村尾・会場「(爆笑)」
ものづくりの話であり、人と人の繋がりの物語
エレファント6の名前には〈レコーディング・カンパニー〉とはあるが、いわゆる会社や法人といったものではない。スピリットが同じなら誰でもエレファント6を名乗ってよいという。だからこそ同じ志をもつミュージシャンが多く集まった。そうした〈繋がり〉の魅力を最後に語ってもらった。
村尾「今の時代、DIYで音楽をつくるというと録音から配信まで個人で完結してしまうことも多いと思うのですが、彼らは横の繋がりでお互いに手伝っていたというのが素敵ですよね」
サカモト「そうですね。今回の映画のパンフレットに掲載されている関係図を見ると〈誰と誰が一緒にやっていた〉というのが書ききれなくなるほど繋がっていますよね。このパンフレットもぜひ見てもらいたいので劇場に足を運んでいただきたいです」
𝘛𝘏𝘌 𝘌𝘓𝘌𝘗𝘏𝘈𝘕𝘛 𝟲 𝘗𝘌𝘖𝘗𝘓𝘌🎼
— 映画『エレファント6レコーディング・カンパニー』公式 (@elephant6_movie) July 30, 2026
明日7/31㊎より公開📼
▼お近くの劇場でお待ちしていますhttps://t.co/1oa7dgftdu
『エレファント6レコーディング・カンパニー』 pic.twitter.com/08VJUDV4gv
村尾「そうですね、友達のスケジュール帳にこそっと〈エレファント6〉って書いておいて一緒に行くとかね(笑)」
会場「(笑)」
サカモト「すごくエレファント6的だ(笑)。でも、ぜひご友人と一緒に観て、あれこれと語りあってほしい映画ですね。本日はありがとうございました」
村尾「ありがとうございました」
MOVIE INFORMATION
映画「エレファント6レコーディング・カンパニー」
監督:チャド・ストックフレス
出演:ロバート・シュナイダー、ビル・ドス、ウィル・カレン・ハート、ジェフ・マンガム
原題:The Elephant 6 Recording Co.
配給:キングレコード
(2022年/アメリカ/93分)
公式サイト:https://elephant6-movie.jp/index.html
X:@elephant6_movie
全国公開中
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