現代NYのジャズやブラジル・ミナス新世代など、さまざまな要素を取り込みつつ独自の進化を続けるインディー・ロック・バンドの吉田ヨウヘイgroup。彼らが、大谷能生のキュレーションによる3日連続ライヴ企画〈本牧の夜2014〉の最終日に登場し、大谷と共演した際の映像が公開された。

視聴できるのは、最新アルバム『Smart Citizen』からリード曲“ブルーヴァード”と“錯覚が続いてる”の2曲。繊細に絡まり合うメロディーやリズム・パターンがザクザクとした手触りのまま吐き出されていく、柔らかさと骨太さを兼ね備えた吉田ヨウヘイgroupのサウンドと、切々とした音色でフリーキーに泣き叫ぶ大谷のサックスは相性抜群!  リーダーの吉田ヨウヘイはかねてから大谷の影響を公言していただけに、感慨深いイヴェントだったはず。今後の再共演にも期待したいところだ。