昨年大ブレイクしたカレン・ソウサを始め、最近は、魅力的な女性ヴォーカルの新星が毎年のように登場しています。そんな中、09年に 『魅せられし心』でデビューをしたヒラリー・コールから、約3年振りとなる待望の4thアルバムが届きました。心機一転、セルフプロデュース作ともなった今回のアルバムは、ギター入りのカルテットとの共演作。ピアニストとして、日本でも人気の高いジョン・ディ・マルティーノも参加。スタンダード・ナンバーからポップスまで、アレンジも彼女自身が手がけたものが多く、アルバム・タイトル通り、今の彼女の魅力がストレートに伝わってくる一枚に仕上がっています。
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“Night And Day”などのスタンダードから、ポール・サイモンの“50 Ways To Leave Your Lover”までを歌った新作。歌の上手さ、歌い回しの巧みさが際立つ選曲だ。軽妙なタッチの曲では弾むように溌剌と、スロウでは情感豊かにと、そのメリハリのある表現方法も気持ちが良い。ロマンティック・ジャズ・トリオのピアニスト、ジョン・ディ・マルティーノらの演奏とも相性は抜群。エレガントな作品を求めているあなたへ。
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