アフリカ音楽をよりポピュラーなものとしたポール・サイモンの『Graceland』が30年以上の時を経て生まれ変わりました。グルーヴ・アルマダやポール・オークンフォルド、ヨリス・ヴォーンら錚々たるリミキサー陣に目と耳を奪われるなか、とりわけジョイス・ムニーズ製のディープ・ハウスと、フォーテックによるドラムンベースが、原曲の土着的なムードを妖しく拡大させていて、個人的にはめちゃくちゃお気に入り。