フランシス・フォード・コッポラ映画のスコアを担当するなど、活動の幅を広げているボルティモアの鬼才が放った2年半ぶりの新作は、ジャケ通りカラフルで奇天烈な一枚。TR-808で組み込んだヴォイス・パターンと、トライバル~アヴァンギャルド現代音楽を結ぶような旋律は、まるで音の宝石箱や~! 作詞&作曲/プロデュースのみならず、冒頭曲で聴ける美声まで本人のものだと知り、マルチな才能に改めて敬服!