ディスクガイド

ハロプロ隠し球のデビュー作やダンドル新作から〈JAPAN IDOL FILE 2〉まで、今月のZOKKONディスクたちを紹介!

【ZOKKON -candy floss pop suite-】第40回 Pt.2

カントリー・ガールズ 愛おしくってごめんね/恋泥棒 zetima(2015)

変わりゆくハロー!プロジェクトのなか、いきなりズバ抜けた熱狂を生み出した6人組が早々とメジャー・デビュー。昭和ノリなオールディーズ歌謡の慎ましさも、衒いなく愛らしさを押し出した雰囲気にピッタリ。ハロ度の高い児玉雨子の詞もポイントでしょう! 名曲×2です!

 

 

Dancing Dolls MY→WAY/Love me, Love me ソニー(2015)

劇団にいたKanonと元SPL∞ASHMiuという年少メンバーを加え、一気にリニューアルしたダンドル。久々のニュー・シングルは“もってけ!セーラーふく”をネタ使いしつつクールに聴かせる“MY→WAY”と、キャッチーなEDMポップ“Love me, Love me”の両A面というバランスも巧みです。

 

 

VARIOUS ARTISTS JAPAN IDOL FILE 2 T-Palette(2015)

ついに出たぜ~!と喜びつつ、これはヴォリュームの凄まじさもあってまだ全部を聴ききれておりません! 〈タワレボ〉の人気プログラム「南波一海のアイドル三十六房」や各メディアでの活躍で知られる音楽ライターの南波一海が、全国の現場を巡るなどして集めた宝石の数々を厳選コンパイル。2013年のシリーズ第1弾は64組の5枚組でしたが、今回は100組100曲6枚組というキリ&気前の良さ! 〈ローカル〉をテーマにエリアで分類されていた前回に対し、今回は(最大のローカル激戦地とも言える)東京のインディー・シーンからも分け隔てなくピックアップしているところ。それに伴い、今回はカラフルなオムニバス感が増した印象です。玉も瓦も入り交じった雑多さ、ゴッタ煮にはならない曲調の交じらなさ、そして圧倒的な量(これが重要)……という本作の佇まい自体が、そのまんま裾野の広がったシーンの縮図にもなっているのです。何より、聴き進めるごとにいろいろな引っ掛かりに感心させられ、それを100回繰り返せば感動に変わるはず。9割ほどはブツがタワレコで入手不能な曲ですし、ここに収録の100曲を全部所有している人以外は必携ですよ!

 

 

Doll☆Elements 君とミライ作りたい! DREAMUSIC(2015)

どる☆NEOでのリリースを経て快調にニュー・シングルが到着! 新生活の始まるシーズンに寄り添う優しい春色のナンバーで、昨年からの安定した好調ぶりが頼もしいです。〈傍にいるだけの人形なんかじゃないわ〉と強めの言葉が印象的なカップリング“Fake”はメンバーの権田夏海が作詞!

 

 

GALETTe Grooving Party ARUARU(2015)

メンバー卒業、藤田あかりParty Rockets)のサポート加入……という激動の最中に登場したリスタート作は、3つの新曲に過去シングルの新録をプラスしたミニ・アルバム。古森結衣がいなかった頃の“G”“Neo Disco”を現編成で聴けるのは単純に嬉しい限り。ここからだよ!

 

 

つりビット 負けないガッツ ~いつか世界を釣り上げます~ Kisspoint(2015)

昨年末のアルバム以来となるニュー・リリース。改めてグループの進む道を宣言する表題曲は、上質なパワー・ポップで聴き手の背も押すかのよう。3種あるカップリングもすべて良好ですが、この通常盤Bに入ってる卒業ソング“桜じゅうたん”がジュンスカを思わせる泣き節で素晴らしい!

 

 

amorecarina モンスター・ハイ コロムビア(2015)

小学生向けファッション誌「JSガール」のモデルも務める小中学生たちが、PaniCrewYOHEYプロデュースで早くもメジャー・デビュー! 先輩のChu-ZからKAEDEがラップで客演した表題曲は、「おはスタ」アニメ主題歌というテーマ通りのクールなおばけソング。無邪気なカップリングもいいです。

※試聴はこちら

 

 

ベイビーレイズJAPAN 栄光サンライズ ポニーキャニオン(2015)

昨年末に日本武道館を乗っ取った5人から、劇的改名後の初シングルが投下。表題曲は玉屋2060%Wienners)のペンによるもので、ちょっとサザンっぽいヒネリもあるメロディアスなロック・チューン。ガツガツ感を失うことなくポップな広がりも期待できそうなカッコイイ逸曲ですよ!

 

 

Niimo 恋愛バイブレーション SPACE SHOWER MUSIC(2015)

いきなりのメンバー離脱に見舞われて現在は5人で奮闘する大分の名門。この2枚目の全国流通シングルは、歌唱の拙さもインパクトで押し切るエモい現場チューン。〈O〉〈I〉〈T〉〈A〉の各タイプごとにカップリングは異なり、〈type-I〉所収のゆったりファンキーな“ワンツーカラノローハイ”が良し!

 

 

赤マルダッシュ☆ ワンダフル☆スマイル コロムビア(2015)

武田鉄矢プロデュースの〈食べドル〉が約半年ぶりにセカンド・シングルを完成しました! 前山田健一の手掛けたデビュー曲に通じるストレート勝負は表題曲に継承。往時のももクロっぽい芝居がかったイロモノ感も厭わない“ヒッパレ☆うどんそば”がベタだけど妙に好ましいんです。

 

 

いずこねこ 世界の終わりのいずこねこ ekoms(2015)

GOMESSの新作に参加していたサクライケンタの動向が楽しみななか、いずこねこ最後のプロジェクトとなった同名映画のサントラが登場です。唸らざるを得ないスコアの数々に、詞にびっくりしてしまう最後の新曲“i.s.f.b.”も聴けるし、西島大介のコミック版と併せてチェックしましょう。

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