Hauptharmonie und Tapferkeit Band
グループ史上最高の愉快なポップネスへ到達! これで解散ってマジですかスカ?

独特な佇まいと音の風合いでシーンに異彩を放ってきたHauptharmonie(ハウプトハルモニー)。突然の解散発表には驚くばかりだが……そんなタイミングで完成したのが、昨秋に一花寿(ひとはな すい)と銀りん(しろがね りん)が加入して以来、初の作品となる『Brass! Brass!! Brass!!!』だ(註:このインタヴューは解散発表前に行われました)。
今回はHauptharmonie und Tapferkeit Band(タファーカイト・バンド)名義となる7曲入りで、編曲/演奏を手掛けるバンドは昨年のワンマンにも参加していたRuppa(KAGERO:サックス)らを中心とする編成。レトロなブギウギ調の“Fat, Rich & Gorgeous!!!”を幕開けに、スウィンギーな“唇を奪いにいく”、2トーン・ナンバーの“Tokyoite Grim Reaper”など、アルバムの表題からも窺えるように管楽器を大々的にフィーチャーしたアレンジで、これまで貪欲すぎるぐらいに音楽性を広げてきた彼女たちが、〈ブラス〉というコンセプトのもと〈踊れる〉サウンドに焦点を合わせたものになっている。
倉木七海「管楽器が入ってる曲がすごく好きなので、個人的にはこういう感じ、タイプですね(ニコッ)」
相沢光梨「相変わらずアイドルらしくないというか、キャピキャピしてはないんですけど、前作よりは馴染みやすいかな?って思います」
寺田珠乃「それって、管楽器が入って、踊れるような曲が増えて、〈身体で感じられる音楽〉っていう感じになったからじゃないかな」
一花寿「うん、今回のアルバムはノレるというか、ドルオタの人たちがより入り込みやすい感じになってると思います!」
銀りん「“ハウプトハルモニーの大脱走”とか、わたし的にはディズニーランドとかミュージカルみたいに楽しくて、愉快な音楽だなって思っていて」
珠乃「〈音楽で遊ぶ〉っていう結成当初のコンセプトに戻った感じもあります。というのも、ファースト・ライヴで歌った4曲のうち、3曲はブラスが入った曲だったんですね。いまもライヴでやってる“Tempting 10 Attempts of Temperance”とか。そのあと、いろんな感じに曲の幅が広がって、そういうところをおもしろがってもらえてはいたと思うんですけど、それだけに〈これがHauptharmonieだ〉っていうのをわかりやすく説明するには逆に物足りないんじゃないかって。じゃあ、何をやるべきかって考えたとき、一度原点に戻ろう、音楽と遊びながら、それこそ野外フェスで映えるような楽しい曲で盛り上がろうって」
光梨「音楽のことは詳しくなくても、〈ディズニーの音楽みたいで楽しい〉とか、そのぐらいの感じで聴いてくれる人も増えたらいいなあ」
他にも、テクよりも魂で押していくパンキッシュなジャズ・ナンバー“豪遊”、このグループでは珍しいユニゾン・ハーモニーを聴かせる“スカーレットスカイ・スカ”など。愉快な楽曲をパックした一作を引っ提げてのリリース・ツアーには、もちろんTapferkeit Bandも帯同。ツアー後には解散にまつわる詳細も明かされるはずだが……まずはバンド・メンバーも交えた大人数での賑やかで楽しいショウを体感しておきたい!
七海「曲もハッピーな感じだし、生バンドの迫力もあるので、いままででいちばん楽しいツアーになると思います(ニコッ)」
りん「どんなものになるのか私たちも楽しみだし、バンドを従えてのステージの空間を存分に楽しみたいですね」
寿「オケでやるのとバンドをバックでやるのとでは全然違うので、そこはしっかり息が合うようにがんばります!」
光梨「去年のワンマン以来の生バンドですけど、生音はやっぱりイイ! 後ろにバンド・メンバーがいると心強いし」
珠乃「とにかく、たくさんの方に観てもらいたい気持ちでいっぱいです!
Tapferkeit Bandメンバーたちの関連盤を一部紹介。
Hauptharmonieの2016年作『Herz über Kopf』(箱レコォズ)
NEVE SLIDE DOWNが豪快に全国デビュー!

大阪のwe-B studiosがPassCodeに続いて送り出す第2弾アクトとして、昨年9月にお目見えしたALISA、Mizuhi、Laynaの3人組、NEVE SLIDE DOWN。同年11月のデビューEP『That’s Not My Real Name』(配信/ライヴ会場限定CDのみ)では、PassCodeと同じく平地孝次がプロデュースを手掛けつつ、姉貴分とはまた異なるソリッドなバンド・サウンドを力強く披露して注目を集めていました。
そして、今回のニュー・シングル“Mellow dawn”は待望の全国流通盤! アコースティック・パートから一気に発火する表題曲は、日本語詞にも重きを置いた骨太なナンバーに。一方、カップリングの“live fast die young”は刹那的な美メロでラウドに駆け抜ける佳曲。4月に届くPassCodeの新曲に先駆け、こちらにも大注目ですよ! *出嶌孝次
いろんな表情が楽しめる寺嶋由芙のニュー・シングル

ゆっふぃーこと寺嶋由芙の2017年第1弾シングルが到着しました! まず、表題曲“天使のテレパシー”は、スネアの音色やリズム・パターンからしてオジサンたちはニヤニヤせずにはいられない、80年代清純派アイドル風情の可愛らしくてちょっぴり切なさ交じりのナンバー。作者こそ違えど、以前の“ふへへへへへへへ大作戦”の延長線上にあるような路線で、〈古き良きアイドル〉をキャッチフレーズとするゆっふぃーのこの感じ……好き!
そしてカップリングと言いつつ、思いっきり初回限定盤Bのジャケになってるのが“終点、ワ・タ・シ。”。歌謡曲にお熱なシンガー・ソングライター、町あかりの作詞/作曲によるこの曲は、ズバリ〈演歌〉。〈キラキラシャミセニスト〉こと川嶋志乃舞の三味線と、ゆっふぃーの慣れないこぶし回しも聴きどころ! 歌詞のテーマは、愛しい人を待ちわびるおんなの心情を歌った正統派演歌と思わせつつ、アイドルとヲタクの関係がテーマというのも頓知が利いてます。そしてもう1曲は、スタジオぴえろ風とでも言えそうなアニソン・テイストをほんのりと窺わせるラヴリーなエレポップ歌謡“みどりの黒髪”。そのタイトルからしてゆっふぃーの新しいテーマ曲ってことになりますかね? *ピ~ス!久保田
今月のZOKKONディスク1・2・3・4・5・6・7・8!
昨年の大ヒット“Chuしたい”以降は配信シングルのリリースを続けていた5人。満を持してのリリースとなるセカンド・アルバムは、多彩な曲調に挑んできたおよそ2年分の成長記録がギッシリ。岐路に立つ人たちを応援する王道ポップ“My Victory”を筆頭に、身の詰まった仕上がりです!
2期メンバーを加えてふたたび21名体制に戻ってからおよそ1年。前作以降のシングル5枚を盛り込んで届けるセカンド・アルバムは、四季折々を彩ってきたナンバーが盛りだくさん。初期SUPER☆GiRLSを思わせる確かなラインナップの作家陣が、奇を衒わないイイ仕事をしてますよ!
BPM15Qからの改名に前後していろいろありつつ、メンバー加入もあって生まれ変わったCY8ERがこの名義でのファースト・シングルをリリースしました。BPM15Qと同じくYunomiの手によるビッキビキのフューチャー・ベースがメルヘン世界をドラマティックに暴走させていてかっこいい!
吉田凜音が“りんねラップ”の話題を受けてスタートしたラップ・プロジェクトです! 術ノ穴を率いるFragmentが総合プロデュースを手掛け、電波少女のハシシやバクバクドキンのYUIらが作家として関与。DOTAMAとのEDMなコラボや、DE DE MOUSEのリミックスにも注目ですね!

昨年11月6日にZepp DiverCityで開催した4回目のワンマンの模様がBDでリリースされました。自身最大規模のキャパ以上にチャレンジだったのは、オワリカラらから成るバンドを従えてのパフォーマンスや、ヒサシthe KID、堂島孝平といったゲストとのコラボ。その成果は観て確かめていただくとして……新曲はまだか!
〈クール&ビューティー〉を掲げて活動スタートした4人組が、まもなく1周年を迎えるタイミングで初の全国流通シングルを発表です。季節モノの“サクラリフレイン”で切ないメロディーをしとやかに届ける一方、“Let It Out”はステージ映えするガツガツ系ダンス・ナンバーで二面性を表現!
キャリアのあるメンバーで昨年4月に出航した福岡のグループが、このセカンド・シングルでいよいよ全国デビュー! 情報量の多いミクスチャー歌謡(?)の表題曲は筑田浩志によるもので、かつてのLinQ仕事を想起させるSHiNTA作のカップリングも含め、気合いの入った仕上がりですよ!
メンバーの活動休止などを受け、年明けからは3人で活動してきた夢アド。昨年の発表予定から延期してしまっていたアルバムは、予定を変更したのか5人時代を総括する全部入りのベスト盤となりました。Mrs. GREEN APPLEやヤバいTシャツ屋さんのメンバーらによる好シングルを総まとめ!









