まるで鼻歌でも歌うかのようにマイペースで自然体の音楽道を歩み続けているリンゴ・スターの18作目。トッド・ラングレンスティーヴ・ルカサーなど、腕利き揃いのオールスターズを率いているにもかかわらず、決して仰々しくないリラックスしたサウンドを奏でているのが彼らしい。タイトル通りどことなく楽園志向でレゲエ調のナンバーも多いが、レコメンドは美しく郷愁的なバラード“Not Looking Back”。泣ける!