現在オーケストラ・サマークリニック校長を務めるヴァイオリニスト、菅原英洋さんが、嘗て、月刊誌『ストリング』に2年間連載を続けていたエッセイに追加を加えまとめた1冊。ドイツのオーケストラで演奏をしたい!という自身の強い夢に向かい、長年勤めていた東京フィルハーモニー交響楽団を退団。単身ヨーロッパに渡り、実現する迄のエピソードは、これから世界で羽ばたきたい若き演奏者達に向けられたメッセージでもある。オランダやドイツでの生活を通して、演奏者側から感じ取った数々のエッセイは、とてもユニークな視点から語られている。
「オーケストラの休日」 ヴァイオリン奏者の菅原英洋がドイツのオーケストラで演奏する夢の実現までを綴ったエッセイ集
文芸社