ジャマイカの公用語は英語ですが、彼の地の音楽を愛する方々でなくとも独自の言葉が飛び交っていることはご存知でしょうか。それはフランス語など様々の言語の影響を受けた軽やかな方言というようなもの。当たり前ですが、独自の文化をより深く知るためにはやはり言葉は重要です。文法や単語といった辞典らしい部分も当然ありつつも、レゲエの歴史やジャマイカのおすすめのスポット紹介などが盛り込まれその魅力をさまざまの角度から余すところなく伝えようとする著者の意気込みも伝わります。とはいえそんなに気張らずに楽しんで読めるので、お手元に是非1冊どうぞ。