さらにヤバくなってます! 一昨年の『1☆2☆3☆/マインドトラベル』、昨年の『Drop/RunBlue』とマイペースにシングルを重ねながら評判を広げてきていた、あみ&みいなの中学生コンビ。昨年からは自主イヴェント〈Wonder Traveller!!!〉も立ち上げてさらに影響力を大きくするなか、待望のサード・シングルが到着です。“Canvas”は昂揚へと導くアッパー・チューンで、青天井なシンガロング感はイマジン・ドラゴンズなんかを思い出してしまうほどもの。一方の“○△□”は従来の〈スタイリッシュな空間系〉というイメージを守りながらブッ壊したようなカッコ良さ! 素朴な歌い口の染み通るアコースティックなカップリング“I'm Home”も含めて最高……これ、褒めすぎじゃないです!
今年の初リリースとなる3枚目のシングルは、彼女ら初のオリジナル曲として、ここまでずっとステージで磨かれてきたナンバー。メンバー個々の孤独や不安を照らしたような歌詞も重要です! 先代TPD曲のリアレンジを収めた恒例のカップリングは、原曲に忠実な“BE BORN”(93年)でバッチリ。
ディージェーケオ……じゃなくメグミーってことで。BiSHのアルバムと同発になるBiS音源のミックスCDは、西村ひよこちゃんがミックスを担い、元メンバーのコショージメグミがジャケに登場。いろんなテイクの“nerve”を14連発したりする露悪っぷりの裏で、やっぱイイ曲が多いですよね。
2013年の“レモンティー”を皮切りに博多産ロックの遺産を歌い継いできたLinQ内プロジェクトが、3枚目にして一般流通です。奇しくも別掲の寺嶋由芙とかぶる“ユー・メイ・ドリーム”は、原曲から60s感を濃縮還元した相性抜群のキュートさ! ザ・ロッカーズ“可愛いアノ娘”の骨太さも良し。
あいなが引き継ぐ形で一人ユニットとなったばかりのPSSから、早くも5枚目のシングルが登場。今回はかぐや姫をモチーフにした歌世界で、ウィスパー・ヴォイスで切なさを増幅する持ち味は健在……どころか、より明確に押し出されているかのよう。テクノ・ポップ風の“電子記号少女§”も良い。
結成1周年を突破した4人からおよそ半年ぶりにニュー・シングルがドロップ! 昨年のアルバムでドギモを抜かれた人も多かったでしょうが、そこからの期待を裏切らない変幻自在のラウドなサウンドで豪快にネジ伏せてくれます。type-Aのカップリング“Seek out the truth”がとりわけ痛快!
東京・大田区で発祥した歴史あるグループながら、昨年11月の大胆なメンバー・チェンジで新生した現4人組。以前よりも歌唱力とダンスに重きを置いた布陣だけあって、この初のミニ・アルバムは待望の一作でしょう。初出曲に人気曲のリアレンジ版も収録されているので、入門編にもどうぞ!
充実した昨年の活動を経て今年最初となる待望のリリースは、恒例の7インチ+CDシングルです。はせはじむ×佐藤清喜のプロデュース体制はもちろん変わらず、表題曲は走るビートとストリングスに上品な歌い口が映えるギター・ポップ。本人作曲のオールディーズ風“グッバイボーイ”が好きです。
それぞれバンドで活動するマブい2人が、バブル期(というか崩壊後だと思うのですが……)のお立ち台ギャルにオマージュを捧げてボディコンに大変身したおもしろユニットのセカンド・シングル。サウンド面はagehaspringsがバックアップしていて、すでに文化人からの支持も厚いそうです!