ブルックリンのトリオによるファースト・アルバム。ブルース、ヘヴィー・サイケ、プロト・パンクといったものを混ぜ込んだサウンドは、大都会を拠点としているにもかかわらず、ストーナー・ロック風の土臭さ/迫力を感じさせておもしろい(メンバーのルックスも思いっきり70年代風だし!)。でも、アートワークやアルバム全体を通じてのシャキッとしたまとまり感は非常に洗練されていて……何だか不思議な魅力がある。