昨年に突然のEPデビューを飾ったトロイ・サンダースマストドン)、トロイ・ヴァン・リューウェンクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ)、トニー・ハジャーアット・ザ・ドライヴ・イン)、そしてエンジニアのマイク・ゼイリンによる4人組の全貌が、このファースト・フル・アルバムで明かされる! マストドンの混沌としたグルーヴ感、QOTSAのスモーキーな重厚感、ATDIのエモい疾走感……と各バンドの良い部分を贅沢に交ぜたような知性溢れるモダン・ヘヴィネスに狂喜乱舞! 特にジョシュ・オムの相棒として本隊のみならずさまざまなプロジェクトでもアレンジなどをこなしてきたヴァン・リューウェンの、奇天烈なギター・ワークがヤバすぎるじゃないか! また、アンビエント的なパートを挿むことでダイナミックな轟音パートの破壊力をよりアップさせる構造にも、ゾクゾクが止まらない。名前負けするどころか、ファンの期待を大幅に上回る怪作を仕上げてくるとはアッパレだぜ!