〈カリフォルニア交通局〉というグループ名を見て思い出したのはシカゴのこと。実はこれ、元シカゴのダニー・セラフィン率いるバンドの2作目で、〈シカゴの魂百まで〉的な熱いジャズ・ロックが詰まった痛快作となっている。ライヴァルだったブラッド・スウェット&ティアーズのカヴァーなど、ソウルフルなブラス・ロックにはただただ燃えるし、ビル・チャンプリンの客演はひたすら泣ける。70s米国ポップス好きは必聴!