ロレイン・ゴードン , バリー・シンガー/著 , 行方均/訳 『ジャズ・レディ・イン・ニューヨーク ブルーノート・レコードのファースト・レディからヴィレッジ・ヴァンガードの女主人へ』 DU BOOKS (2015)

2015.07.07

ビル・エヴァンスの『ワルツ・フォー・デビイ』他、傑作ライヴ盤の舞台としても知られる、NYの名門ジャズ・クラブ、ヴィレッジ・ヴァンガード。前オーナーで夫の故マックス・ゴードンの未亡人であるロレイン・ゴードンが自身の人生を綴った一冊。最初の夫であるブルーノート創設者のアルフレッド・ライオンとの馴れ初めから離婚、平和運動への参加、マックスの死後はヴァンガード・オーナーとして現在も店に出ている、ジャズに生きた一人の女性像はあまりにも魅力的。交流のあった数々のミュージシャンも、美談だけではない実像を含め、彼女ならではの視点で捉えられているのも興味深い。

【参考動画】ビル・エヴァンスの61年作『Waltz For Debby』収録曲“Waltz For Debby”
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