活況著しいブラジル・ミナス新世代のシーンを象徴する若き俊英、アントニオ・ロウレイロ。くるり主催で9月20日(日)に開催される〈京都音楽博覧会2015〉への出演発表に続き、2年ぶりとなる来日ツアーが決定した。
初のソロ・アルバムとなった2010年作『Antonio Loureiro』リリース時に、音楽評論家の高橋健太郎による紹介もあって日本でも注目されるようになったロウレイロ。2012年に発表したセカンド『So』では自身で10種類近くの楽器を演奏し、幾何学的なフレーズ/リズムを多用しながらポップな感覚も備え、〈ソングライター〉という概念へのルネッサンスともいうべき革新的なサウンドを打ち出してみせた。2014年にはヴィブラフォン奏者/作曲家として、ヴァイオリン奏者のヒカルド・ヘルスとの共作アルバム『Ricardo Herz & Antonio Loureiro』も発表し、ポスト・クラシカルの文脈においても大きな成果を残している。
ブラジル音楽の歴史を継承するばかりでなく、隣国アルゼンチンの最先端やアメリカの新世代ジャズ・シーンとも絶妙にリンクするなど、国際的に大きな注目を集めているロウレイロは、くるりの岸田繁がおなじく注目するティグラン・ハマシアンとともに、今日もっともスリリングな才能といえるだろう。
今回のツアーでは〈京都音博〉を含めて全国6か所を廻ることになっており、なかでも9月30日(水)の東京公演では芳垣安洋(ドラムス)、鈴木正人(ベース)、藤本一馬(ギター)という、2013年の前回来日時にも演奏を共にした(そのときの東京公演が、翌年ライヴ盤『In Tokyo』としてリリースされた)盟友たちが今回も出演。かねてから深い交流をもつロウレイロと、日本のミュージシャンの〈再会〉も大きなトピックである。
〈ANTONIO LOUREIRO Japan Tour 2015〉
http://www.nrt.jp/blog/antonio_loureiro_japan_tour_20_1/
9月19日(土) 姫路・HUMMOCK Cafe
19:00開場/20:00開演
料金:予約4,000円/当日4,500円(全席自由/共に1ドリンク付)
お問い合わせ:
ticket.info.hummock@gmail.com(メール予約)
079-254-1400(会場)
9月20日(日) 〈京都音楽博覧会2015〉
京都・梅小路公園
10:30開場/12:00開演予定
料金:前売8,888円/当日券9,999円(税込/全自由)
http://kyotoonpaku.net/
9月21日(月・祝) 岡山・蔭凉寺
19:00開場/20:00開演
料金:予約4,000円/当日4,500円(全席自由)会場:
お問い合わせ:moderado music
moderadomusic@gmail.com
※会場への直接のお問い合せはご遠慮下さい。
9月22日(火・祝) 熊本・時計の大橋 新館ラウンジ
18:00開場/19:00開演
料金:予約5,500円/当日6,000円 (1ドリンク付き/未就学児入場不可)
お問い合わせ:LONGSIXBRIDGE
096-342-4976
http://www.longsixbridge.com/
9月27日(日) 名古屋・ブルーノート
1stステージ:開場17:30/開演18:30
2ndステージ:開場20:30/開演21:15
料金:一般6,900円/名古屋BNメンバーズ6,600円
予約・チケット購入:
電話予約センター 052-961-6311
インターネット予約 http://www.nagoya-bluenote.com
9/30(水) 渋谷WWW
開場18:30/開演19:30
料金:前売5,500円/当日6,000円(ドリンク代別/オールスタンディング)
出演:アントニオ・ロウレイロ
with 芳垣安洋 (ドラムス)、鈴木正人(ベース)、藤本一馬(ギター)
お問い合わせ:
03-5458-7685(会場)
NRT(maritmo株式会社) info@nrt.jp