ブラジルのシンガー・ソングライター/マルチ楽器奏者、アントニオ・ロウレイロのニュー・アルバム『In Tokyo』が10月8日にリリース。同作に収められる“Lindeza”“Cabe Na Minha Ciranda”“Intensidade”の3曲がSoundCloudで公開された。
『In Tokyo』は、2013年に東京で行われた公演の模様を収録したライヴ作品。芳垣安洋(ドラムス)、鈴木正人(ベース)、佐藤芳明(アコーディオン)とのスペシャル・セッションで、ロウレイロ自身は主にピアノとヴォーカルを担当。“Lindeza”では丁々発止の即興的なパートもあり、同じくアルバム『So』収録の“Cabe Na Minha Ciranda”も含め、ライヴらしい熱気と原曲の緻密さが絶妙に作用しあった演奏を楽しめる。ロウレイロがスキャットしながら弾き語る“Intensidade”も彼らしい躍動感やスケール感に満ちた素晴らしいパフォーマンスで、これはもう名盤の予感しかしない!