スーパーヘヴィー仲間となるダミアン・マーリーの提案によって当初は〈レゲエ・アルバム〉を作っていたそうだが、3年ぶりの新作として登場したのは、そのアイデアを起点にしつつツアーで訪れた各国の民族音楽の影響もオーガニックに吸収した、異国情緒豊かな内容に。ダミアンやニティン・ソーニーとの共作を含み、デニス・ボーヴェルとのカリプソでシメるなど、極めて英国的な作品とも言える。いままでで一番好きかも。