前作の発表後はDJ Deckstream作品への客演やトラック提供などでその名を広めた彼のセカンド・アルバム。流麗なサンプリングで織り成すトラックは、メロディアスなラップと共にさらなる普遍性を湛え、心温まるものに。ラヴソングの“ひとつ屋根の下”と、ユーモラスな味も付け加えた“甘い物でも食べたら少しがんばろう”が、いずれもドゥワップ調のコーラスがスウィートに極まった逸曲で、その他にも佳曲多し。