『Time』から2年少々と、さほど間を置かずに新作が到着。円熟味をウリにしたカヴァー路線には戻らず、今回もオリジナルで勝負だ! ロッド・スチュワートらしい軽快なロックンロールやレゲエ、カントリー、ケルト系などいろいろなタイプの曲が並んだ粒揃いの一枚で、どの場面からも御大の開放的かつ伸びやかな歌声が聴こえてきて実に頼もしい。特に女泣かせなバラード“Can We Stay Home Tonight?”がいちばん素敵かも。