フェリックス・ダ・ハウスキャットが変名のアフロヘッドで久々のリリース。前半にはダフパンっぽい曲も配してツカミはOK。そして後半、シカゴならではの声ネタを入れたダーティーなハウスでゴリゴリ引っ張るグルーヴには、わかっていてもヤラれます。この黒くて野生的な音は、ダンス・ミュージック・ラヴァーの本能を呼び起こさせるもの。地に足着きつつ進化させているシカゴ・スタイルは、その筋の方以外も聴くべき。