Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、1月4日~1月10日の週間アクセス・ランキングを発表します!

 

 

先週に続いてギタリストのベン・モンダ―が首位。デヴィッド・ボウイの新作にして遺作ともなった『★』の参加ミュージシャンでもあり、さらに注目を集めそうです。2位の赤西仁に続いて3位にランクインしたのは、豪シドニー出身の3人組DMA'S。ラッドなギター・サウンドとリアム・ギャラガ―を彷彿とさせる歌声に大器の予感が漂うファーストEPです。2015年の11月には早くも来日ライヴを行い、ロック・リスナーからは熱い視線が注がれています。

そして、4位のジャイルズ・ピーターソンサン・ラー音源をDJミックスしたコンピ作『To Those Of Earth... And Other Worlds』もチェック。代表曲から初出の未発表音源までを流れるようにミックスし、めくるめくサン・ラーの世界を堪能できる2枚組です。入門編としても最適なのでは。

音楽作品以外では、7位に映画「Mommy/マミー」のBlu-ray/DVDソフトがランクイン。最近ではアデルのミュージック・ビデオ“Hello”を監督したフランスの若き映画作家、グザヴィエ・ドランが発達障がいを持つ息子と母の関係を鮮烈に描いています。12位には2012年に亡くなったキュレイター東谷隆司の著作「NAKED」が登場。美術を問い続けた男の〈裸〉の思考を示す遺稿集です。

また、ピエール・ブーレーズ逝去の報を受けて、2014年に記事を公開した、ブーレーズの第2番ソナタなどクロード・エルフェの名演を収めた初CD化作が14位に再浮上しています。