Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、2月8日~2月14日の週間アクセス・ランキングを発表します!
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1JAPAN
Q-MHz 『Q-MHz』 ユニゾン田淵ら擁する作家チームの初作はLiSAら参加、キャッチーな旋律で織り成す一大音楽絵巻
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2POP / ROCK
ブロア・フォルスグレン 『Narcissus』 ジャガ・ジャジストのギタリスト、ドリーミー&壮大ながらポップな聴き心地の初ソロ作
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3R&B / HIP HOP
トリビュレッツ 『Trials And Tribulations』 60sソウル軸にしつつUKジャズ・ファンク風のタイトな演奏が新鮮な初作
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4JAPAN
fraqsea 『Star Cocktail』 Shellingのayaによる2作目は、シューゲとエレクトロニカを甘く繊細にカクテルした一枚
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5JAPAN
浜田麻里 『Mission』 高崎晃やビリー・シーンら参加、優美でメロディアスな楽曲と慈悲深き歌声に魂奪われる傑作
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6JAZZ
リオーネル・ルエケ 『Gaia』 トリッキー&華やかなギターが魔術としか言いようのない変幻自在な音作り見せる新作
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7JAPAN
王舟 『PICTURE』 丸ごと一人で宅録した新作は、ジャズ・ポップなど人懐っこい音世界&まろやかなトーン貫く歌心が◎
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8R&B / HIP HOP
レマー 『The Letter』 アル・グリーンやサム・クックなどのカヴァー中心に全編ソウル愛迸らせた会心の6作目
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9POP / ROCK
ポート・セント・ウィロー 『Syncope』 NYのマルチ奏者によるインプロ主体の2作目、スロウコア風のトラックに歌声際立つ一枚
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10R&B / HIP HOP
キッド・カディ 『Speedin' Bullet 2 Heaven』 90sオルタナへのオマージュ込めた完全なロック・アルバム
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11DANCE / ELECTRONICA
アレックス・スモーク 『Love Over Will』 インスタレーション作家のフローレンス・トゥーとコラボしたR&S移籍作は沁みる良曲揃い
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12DANCE / ELECTRONICA
ヤング・マルコ 『Biology』 注目集める蘭のテクノ新鋭、亜熱帯の楽園的な雰囲気漂わせた2014年の傑作がCD化
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13POP / ROCK
テデスキ・トラックス・バンド 『Let Me Get By』 いつも以上に黒くて踊れるモダン・ブルース揃った初の全曲オリジナル盤
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14DANCE / ELECTRONICA
ハウズ 『3.5 Degrees』 静謐なサウンドスケープのなかに瑞々しい感性窺わせる、名門メロディック発の新作
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15WORLD
キース・ハドソン 『Tuff Gong Encounter』 ウェイラーズ参加、逝去直前に録音した幻の未発表アルバム
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16JAPAN
LUI FRONTiC 赤羽JAPAN 『UP! UP!! UP!!!』 冴え渡るソングライティング&プールイの力強い歌声に泣ける初フル作
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17CLASSICAL
シャルロッテ・ヘレカント他 『細川俊夫:大鴉(THE RAVEN)~メゾ・ソプラノと12人の奏者のためのモノドラマ』 2014年の録音盤
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18JAPAN
スガ シカオ 『THE LAST』 小林武史が共同プロデュース、攻撃性重視の楽曲&巧妙なストーリーテリングが◎のメジャー復帰作
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19POP / ROCK
レイチェル・プラッテン 『Wildfire』 ヒット曲“Fight Song”など気分上がるチアフルなポップ・ロック収めたメジャー進出作
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20JAPAN
tofubeats 『POSITIVE REMIXES』 ヤスタカやillicit tsuboiらリミキサー陣の仕事も◎なリミックス盤
今週の首位は、畑亜貴、田代智一、黒須克彦、田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)によるソングライター・チーム、Q-MHzが、LiSAや鈴木このみら多数の豪華ヴォーカリストを召喚した初作『Q-MHz』でした。
また、2位に喰い込んだジャガ・ジャジストのギタリスト、ブロア・フォルスグレンのチェンバー・ポップなソロ・アルバム『Narcissus』を筆頭に、ポート・セント・ウィローがインプロ主体で構成したアンビエント作、前週に続いてランクインのアレックス・スモークの新作、マンチェスターを拠点にドローンな電子音楽を鳴らすハウズの初アルバムなど、室内楽~現代音楽の要素が強い作品も目立っています。新世代ジャズやインディー・クラシックへの関心の高まりもあってか、昨今は複雑なアンサンブルや趣向を凝らした音の配置にふたたび脚光が当たっている印象もあり、そうした傾向も少なからず反映されているのかもしれません。