サックス奏者の小西遼をリーダーに、菊地成孔との共同プロデュースによるリーダー作『シャーマン狩り』(2013年)も話題となった小田朋美(ヴォーカル/キーボード)、幅広いセッション仕事で注目を集めるほか、1月に初作『CLEANUP』を発表したばかりの石若駿(ドラムス)、その石若作品にも参加&自身でもアルバムを2枚残している井上銘(ギター)、そしてものんくるでの活動でも知られる角田隆太(エレクトリック・ベース)という、日本の若手ジャズ・プレイヤー陣から成るCRCK/LCKS(クラックラックス)。昨年結成され、間もなく菊地成孔が主催するイヴェント〈モダン・ジャズ・ディスコティーク〉に出演して注目された彼らが、4月20日に初EP『CRCK/LCKS』をリリース。このたび同作のトレイラー映像が公開された。

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CRCK/LCKS CRCK/LCKS APOLLO SOUNDS(2016)

CRCK/LCKSが鳴らすのは極めてキャッチーでダイナミックなポップソング! とにかく表情豊かなビートが抜群に良い楽曲が揃っており、その上で軽やかに躍るギターや鍵盤、ヴォーカルがすこぶる陽気で清々しい。演奏の巧さがハンパないな~……。なお、作品にはASA-CHANGがパーカッションでゲスト参加しているとのこと。

ちなみに、『CRCL/LCKS』のリリースに先駆けて、3月31日(木)に東京・六本木VARIT.でライヴが予定されている。上掲のトレイラー映像でもふんわりとステージでの様子が垣間見れるが、やはり生で彼らのプレイを体験したいと思わせる作品になっているので、いまのうちに足を運んでみることをオススメしたい!

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