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卒業のないリイシューの桜前線

HAROLD MELVIN & THE BLUE NOTES,TEDDY PENDERGRASS To Be True Philadelphia International/BBR(1975)
いつでも入学できるけど、いつまでも単位が足りないリイシュー大学。今月は頁の主題に合わせて、ハロルド・メルヴィン&ザ・ブルー・ノーツ feat. セオドア・ペンダーグラスの75年作『To Be True』(Philadelphia International/BBR)をまず推薦。リードのテディペンを特記した名義はグループ内のバランスの変化も窺わせるものですが、PIRらしく友愛を人類愛へ広げる“Where Are All My Friends”やヒットしたディスコ・ナンバー“Bad Luck”を書いたマクファデン&ホワイトヘッドの台頭が目立つ佳作で、後期PIRへの橋渡し的な側面もあります。

お次は脈絡なくブラコン時代へ。キース・パトリックが88年に残した唯一のアルバム『Keith Patrick』(Omni/Atlantic/Expansion)が初CD化です。線の細さが魅力的に煌めく“Night To Remember”などをケニー・コープランドらが織り上げています。そのケニーが属するローズ・ロイスの忘却作『Fresh Cut』も同時にCD化されたので、併せてどうぞ。

で、『1980』(Roadshow/OCTAVE)などBTエクスプレスの全タイトルを含むロードショウの諸作品も3~4月にドッと復刻。授業料は高くつきます! *出嶌孝次