2部構成で作られた6枚目のニュー・アルバムだ。前半はジャック・ホワイトも嫉妬しそうなブルース・ロック風味、後半はピンク・フロイドを彷彿とさせるプログレッシヴ・フォーク路線。どちらも、プロデュースを手掛けるジム・ジェイムズマイ・モーニング・ジャケット)のカラーが前面に出たスタイルと言えるだろう。これまでの作品とは毛色が異なるものの、ダーティーな音が歌声の甘さを引き立てていて興味深い。