ドラム・マシン:リン・ドラムやアナログ・シンセを多用した一人多重録音によるヒューマン・ソウルの傑作! 82年、佐藤博が米国LAから帰国後に発表した4枚目のオリジナル・アルバムで、アルファ・レコード移籍第一弾作品(オリジナル発売日:82年6月21日)。34年振りの正規アナログ復刻発売が決定。
ドラム・マシン:リンドラムとシンセを多用しながら、普遍的なレベルにまで昇華された人間的なグルーブと高い音楽性を実現。ゲスト・ミュージシャンとして山下達郎(g)、松木恒秀(g)、鳥山雄司(g)らが参加。ヴォーカルでウェンディー・マシューズ(vo)をフィーチャー。世代を超え、多くのミュージシャンもリスペクト、現代の音楽シーンに多大な影響を及ぼし続け、近年のシティー・ポップ・リヴァイバルのシンボルの一つとしても挙げられ、その世界感は揺るぎない。オリジナル制作時の録音&ミックス・エンジニアである小池光夫(AST マスタリング・スタジオ)によって、オリジナル・マスターテープから96KHz/24bitにデジタル変換された音源データをもとに、世界的名匠バーニー・グランドマンがカッティング。USAプレス/180g重量盤/完全生産限定で、8月24日よりタワーレコードとHMVの限定販売。
【収録曲】
SIDE1
1. AWAKENING(覚醒)
2. YOU’RE MY BABY
3. BLUE AND MOODY MUSIC
4. ONLY A LOVE AFFAIR
5. LOVE AND PEACE
SIDE2
1. FROM ME TO YOU
2. I CAN’T WAIT
3. IT ISN’T EASY
4. AWAKENING
5. SAY GOODBYE
アナログはこちら⇒ http://tower.jp/item/4293808
佐藤博 プロフィール
(さとう ひろし、1947年6月3日 - 2012年10月26日)
日本のプロデューサー、シンガーソングライター、キーボード奏者、作曲家、編曲家、エンジニア。ハックルバック結成を経て、ティン・パン・アレーへも参加。キーボード奏者として、山下達郎、大滝詠一、吉田美奈子、細野晴臣、角松敏生などの歴史的名作に数多く参加。細野晴臣のYMO構想における筆頭メンバー候補でもあった。自身もキティ・レコード、日本コロムビア、アルファ・レコード、東芝EMIなどからオリジナル・アルバムを発表。他にも多くのアーティストのプロデュース、楽曲提供、サポートを行う。2007年、DREAMS COME TRUEのコンサートの音楽監督兼キーボーディストとして参加。2014年にはgrooveman Spot & KASHIFが“Say Goodbye 2014”で佐藤博の“Say Goodbye”をカヴァー。
アーティストとして、リスナーとして『awakening』に多大な影響を受けたという流線形のクニモンド瀧口さんにコメントを頂きました!
「某雑誌の取材で、2009年に佐藤博さんにお会いしました。青山テルマさんのブレークで、佐藤さんが再び注目されている時期でもありました。佐藤さんのスタジオにお邪魔して、雑誌の取材自体は20分ほどで終わったんですが、僕が本当に聞きたかったのは『awakening』の録音についてで、それから1時間以上、雑誌とは関係無しに僕の質問に付き合っていただきました。Linn Drumの手動タムの話や、Pro Oneの設定方法など、サンレコで特集が組めるんじゃないかと思うぐらい、面白い内容でした(笑)。そんな事もあり、密かに『awakening』に影響された楽曲を作り始めていて、2012年に発表した一十三十一の『City Dive』で、一部この時の楽曲を発表する事となりました。恐れ多くも、この楽曲を聴いていただこうと、お渡しするタイミングを考えていたのですが、叶わぬ夢となってしまいました」 クニモンド瀧口(流線形)
クニモンド瀧口(流線形) プロフィール
個人プロジェクト流線形は、2003年発売『CITY MUSIC』が、DJやレコード蒐集家などから話題を集める。2006年発売『TOKYO SNIPER』が、文化デリック(故川勝正幸氏+下井草秀氏)等が選考する『ポップ・カルチャー・アワード2006』の「音楽部門BEST1」を受賞。比屋定篤子とのコラボアルバム『NATURAL WOMAN』、一十三十一『CITY DIVE』のプロデュース。2016年7月6日発売、ラヴァーズロックのナツサマー『夏・Natsu・夏』をプロデュース。シティー・ポップ・ブーム再燃に一役買う。
http://cunimondo.com/