fhánaのいろいろな音を担当している、kevin mitsunaga(ケビン ミツナガ)です。

 いま、この原稿を香港で書いています。ライヴのために久しぶりに訪れたのですが、ご飯も美味しくて夜景も綺麗で本当に素敵な場所ですね。香港の料理は中国のなかでも少し薄味で、日本人に馴染みやすいんだとか。というわけで、今回はアジアンな雰囲気を纏った日本の楽曲からオススメを紹介したいと思います。

くるり 『THE WORLD IS MINE』 スピードスター(2002)

 まずは1曲目、くるりの“GO BACK TO CHINA”。曲名からしてピッタリだなと思い、まずはこちらを紹介します。この楽曲を知った時は中学生くらいだったのですが、行ったこともない中国の雰囲気をこの楽曲から想像していました。当時抱いた、エネルギッシュでオリエンタルな中国のイメージは実際に訪れることができるようになった現在でも変わっていません。

婦人倶楽部 『そいえば台湾』 FUJIN CLUB(2020)

 続いて2曲目は、婦人倶楽部の“そいえば台湾”。アジアンな雰囲気の曲として真っ先に思い浮かべたのがこの楽曲です。台湾で食べたものや思い出がそのまま歌詞になっているのが楽しい。浮かれてスキップしたくなるような軽快なサウンドが旅行中にピッタリなので、香港でもよく聴いていました。

Poppy-Tripper 『カツカツ生活』 Poppy-Tripper(2024)

 3曲目は、Poppy-Tripperの“カツカツ生活”です。曲もさることながら、横浜の中華街で撮影されたMVもとても楽しい楽曲。なかでも特に好きなのは〈串カツカツカツカツ生活〉と連呼する部分です(笑)。聴いてると笑顔になれる曲なので、ぜひ落ち込んだ時に聴いてみてください。

 さて、いかがだったでしょうか。旅行中にピッタリな楽曲、もっともっとたくさん知りたいので、良い楽曲を知ってる方はぜひSNSで教えてくださいね!

 それじゃ、またね!

 


kevin mitsunaga
佐藤純一、towanaと組んだユニット、fhánaのいろいろな音を担当。fhánaでは通算5枚目のアルバム『The Look of Life』(コロムビア)がまだまだ好評リリース中です。文中にある香港でのワンマン公演〈fhána SPECIAL HONG KONG LIVE 2025〉も無事に終了しましたが、続いて5月2日にはBillboard Live YOKOHAMAにて結成14周年記念ライヴが開催されます! さらなる最新情報は〈http://fhana.jp/〉をチェックしましょう!