スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガンが初めて本名でリリースしたこのアルバムは、音数を絞ることで歌メロの持つ美しさと緊張感が剥き出しに。〈アコースティック作品〉を謳っているものの、ギターやピアノに、メロトロンやストリングスなどを重ねると、どこかスマパンに通じてしまうところがおもしろい。ジェイムズ・イハがゲスト参加した曲もあり。プロデュースはリック・ルービン。