ウォルト・ディズニーの手がけた初期の短編から近年の3D作品、さらにはピクサー製作の作品まで、膨大なディズニー映画の音楽データを取り上げてあらすじとともに解説した、ディズニーファン垂涎の1冊が登場。キャラクターの動きひとつひとつに音楽をつけてゆく手法を「ミッキーマウジング」と呼ぶことからもわかるように、ディズニー映画と音楽は『蒸気船ウィリー』(1928年)の時代から切っても切れない関係にあるのです。それは歌の大ヒットが記憶に新しい『アナと雪の女王』(2013年)でもまったく変わっていません。読了後は各作品をもう一度見直したくなること請け合い。